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企業側発言者不明
まず初めに、10月の第2四半期決算の際は、タイの洪水影響で四輪車生産工場が冠水した影響により、通期の業績見通しを未定とするなどご迷惑をおかけいたしました。このたび生産復旧のメドも立ち、影響の概要もほぼ明らかになりましたので、通期業績の見通しをお話しさせていただきますが、その前に被災したタイの四輪工場の現況について簡単にご説明申し上げます。
昨年12月初旬に排水作業を完了した後、建屋の復旧と設備の点検を行い、現在、3月末からの生産再開を目指し、復旧活動に鋭意取り組んでおります。各地域の生産への影響ですが、四輪事業においては、日本、北米、欧州ですでに正常化しており、アジア諸国も4月までには正常化する見込みでございます。
今回の洪水による全世界での販売への影響を厳密に区分することは難しいのですが、昨年8月1日に公表しました四輪事業の通期売上台数計画と、今回公表いたします新計画の差の28万5,000台のうち、約26万台を洪水による影響と見ております。この26万台の売上台数の減少影響に加えて、設備や棚卸資産の損失、保険収入の見込みを含めると、今期の収益での影響は、8月1日時点の見通しに比べて、営業利益で約1,100億円の損失となり、後ほど説明いたします今回の通期業績見通しにはこの影響を反映しております。
それでは、2011年度第3四半期決算の概要をご説明させていただきます。プレゼンテーション資料の3ページをご参照ください。
初めに当第3四半期の決算を総括させていただきますと、タイの洪水被害による事業への影響を主要な市場での四輪販売の回復や新興国市場における盤石な二輪事業、企業努力で吸収し、為替影響や税制改正による繰延税金資産への影響はあったものの、476億円の四半期純利益を達成いたしました。
売上台数については、二輪事業では、欧州を除くすべての地域で増加したことにより、307万6,000台と前年同期に比べ6.3%の増加となりました。四輪事業では、日本や北米地域での増加はありましたが、洪水影響により主にアジア地域やその他の地域で減少したことにより、83万台と2.9%の減少となりました。汎用事業では、洪水影響などによりすべての地域で減少し、102万1,000台と11.8%の減少となりました。
売上高についてですが、二輪事業の売上高の増加はあったものの、タイにおける洪水影響による四輪事業の売上高の減少や為替換算上の影響などにより、1兆9,425億円と前年同期に比べ8%の減収となりました。
営業利益は売上変動および構成差、減産に伴うコスト影響、原材料価格の変動影響、為替影響などにより、442億円と64.7%の減益となりました。
税引前利益は584億円、関連会社持分利益は229億円、四半期純利益は476億円となりました。1株当たり四半期純利益は26円45銭となっております。
なお、為替レートは1ドル77円と前年同期と比較し6円の円高、1ユーロは105円と7円の円高となっております。
次に9カ月間通算の売上台数ですが、資料の4ページをご覧ください。二輪事業では910万3,000台と前年同期に比べ7%の増加、四輪事業では214万9,000台と19%の減少、汎用事業では380万9,000台と1.2%の増加となりました。
売上高につきましては、5兆5,430億円と前年同期に比べ17.6%の減収、営業利益は1,193億円と77.2%の減益、税引前利益は1,643億円、関連会社持分利益は671億円、純利益は前年同期に比べ71.4%の減益の1,398億円となりました。1株当たり純利益は77円62銭となっております。以上が2011年度第3四半期決算概要でございます。
次に資料の5ページ、2011年度連結業績見通しについてご説明させていただきます。
当年度は歴史的な円高水準が続く中、東日本大震災やタイ洪水影響により、世界的に大規模な生産の調整を行わざるを得ず、われわれを取り巻く環境は大変厳しいものでありました。しかしながら、これらの影響を企業努力により最小限に抑え、売上高は7兆8,500億円、営業利益は2,000億円、税引前利益は2,500億円、関連会社持分利益は950億円、当期純利益は2,150億円を目指しております。1株当たり当期純利益は119円29銭を予定しております。
見通しを算出するに当たっての為替レートですが、通期平均で1米ドル78円、1ユーロ106円を前提としております。以上が連結業績見通しでございます。
続きまして2011年の単独業績の見通しですが、資料の6ページのとおりでございます。
2011年12月31日を基準日とした2011年度第3四半期末配当金ですが、10月31日に公表いたしましたとおり、1株当たり15円といたしました。
なお、年間配当金につきましては、震災やタイの洪水、円高などの影響はあるものの、10月31日に公表いたしました対前年で6円の増配の1株当たり60円を予定しております。
次に、資料の9ページをご覧ください。当第3四半期の事業別売上高についてですが、二輪事業での売上高の増加などはありましたが、タイの洪水影響などによる四輪事業での売上高の減少や為替換算上の影響により、1兆9,425億円となりました。なお、為替換算影響マイナス1,313億円を除く事業別売上高の増減額ならびに9カ月通算の連結売上高は、ご覧のとおりでございます。
次に、税引前利益の増減要因についてご説明いたします。資料の10ページをご参照ください。
当第3四半期の税引前利益は584億円と前年同期に比べ730億円の減益、営業利益は442億円と前年同期に比べ813億円の減益となっております。
その増減要因でございますが、売上変動および構成差等については、四輪事業の台数変動および構成差などにより、329億円のマイナスとなりました。コストダウン効果等については、原材料価格の変動影響や減産に伴うコスト影響などの減益要因により、161億円のマイナスとなりました。
販管費については116億円のプラスとなっております。研究開発費の増加により103億円のマイナス、営業利益段階での為替影響は336億円のマイナスとなっております。営業外収支はデリバティブの評価に関わる損益で35億円のプラス、その他で47億円のプラスとなっております。
資料の11ページは9カ月通算の税引前利益でございますが、販管費の減少などはありましたが、主に売上変動構成差等やコストダウン効果等、為替影響などの減益要因により、1,643億円と前年同期に比べ3,895億円の減益となっております。
続きまして、事業別の業績をご説明させていただきます。まず、二輪事業でございますが、当第3四半期の売上台数は、インドにおける「Activa」や「CB Shine」などの販売増加やブラジルにおいて「CG150FAN」等の販売が増加するなど、概ねすべての地域において増加したことにより、307万6,000台と前年同期に比べ6.3%の増加となりました。
売上高は為替換算上の影響はありましたが、売上台数の増加などにより、3,025億円と前年同期に比べ0.2%の増収となりました。
営業利益は台数変動および構成差などはあったものの、販管費の増加や為替影響などにより、258億円と前年同期に比べ11.2%の減益となりました。営業利益率は8.5%となっております。
次に資料の14ページ、四輪事業でございますが、当第3四半期の売上台数は、タイの洪水影響による生産調整の影響を受け、83万台と前年同期に比べ2.9%の減少となりました。
売上高は売上台数の減少や為替換算上の影響などにより、1兆4,556億円と前年同期に比べ9.9%の減収となりました。
営業損失は販管費の減少などはあったものの、台数変動および構成差、原材料価格の変動影響、研究開発費の増加、為替影響などにより、169億円と前年同期に比べ853億円の悪化となりました。営業利益(sic-プレスリリース参照)はマイナス1.2%となっております。
次に資料の16ページ、汎用事業でございますが、当第3四半期の売上台数は、すべての地域で減少したことにより、102万1,000台と前年同期に比べ11.8%の減少となりました。
汎用事業およびその他の事業の売上高は、汎用事業の売上台数の減少や為替換算上の影響などにより、680億円と前年同期に比べ5.7%の減収となりました。
その他の事業の営業損失を含めた汎用事業およびその他事業の営業損失は、21億円となりました。営業利益率はマイナス3.2%となっております。
次に資料の18ページ、金融サービス事業でございますが、当第3四半期末の金融子会社資産の合計は5兆2,905億円となりました。売上高は為替換算上の影響などにより、1,275億円と8.4%の減収となりました。
営業利益は為替影響などにより、375億円と前年同期に比べ15.7%の減益となりました。営業利益率は29.5%となっております。
次に、所在地別セグメント情報をご説明いたします。まず、国内および海外向け売り上げを含む日本の売上高は、タイ洪水影響などによる四輪事業の売上高の減少などにより、8,631億円と前年同期に比べ0.5%の減収となりました。
営業損失は販管費の減少などはあったものの、研究開発費の増加や原材料価格の変動影響、為替影響などにより、412億円と前年同期に比べ558億円の減益となりました。営業利益率はマイナス4.8%となっております。
北米の売上高については、四輪事業の売上高の増加はありましたが、為替換算上の影響などにより、9,862億円と前年同期に比べ2.5%の減収となりました。
営業利益は原材料価格の変動影響や為替影響などにより、748億円と前年同期に比べ16.5%の減益となりました。営業利益率は7.6%となっております。
欧州の売上高は四輪事業の売上高の減少や為替換算上の影響などにより、1,194億円と前年同期に比べ20.7%の減収となりました。
営業損失は販管費の減少などにより38億円となりました。営業利益率はマイナス3.2%となっております。
アジアでございますが、売上高は二輪事業の売上高の増加などはあったものの、タイ洪水影響などによる四輪事業の売上高の減少、為替換算上の影響などにより、3,176億円と28.7%の減収となりました。
営業利益は売上変動および構成差や減産に伴うコスト影響、為替影響などにより、133億円と前年同期に比べ62.7%の減益となりました。営業利益率は4.2%となっております。
その他の地域でございますが、売上高は二輪事業の売上高の増加などはあったものの、四輪事業の売上高の減少や為替換算上の影響などにより、2,061億円と前年同期に比べ13.7%の減収となりました。
営業利益は売上変動および構成差や為替影響などにより、125億円と前年同期に比べ20.2%の減益となりました。営業利益率は6.1%となっております。
次に、関連会社持分利益についてご説明させていただきます。関連会社持分利益は229億円と前年同期に比べ47.3%の減益となりました。これは、中国の関連会社における震災による減産影響が当第3四半期に反映されてることや、タイの関連会社において洪水の影響が反映されてることなどによるものです。この、中国、タイを含むアジアにおける関連会社の持分利益は221億円となっております。この221億円のベースとなるアジアにおける関連会社の営業利益の合計は、547億円となっております。
次に、設備投資についてご説明させていただきます。資料の26ページをご参照ください。9カ月通算の設備投資の実績については、2,397億円と前年同期に比べ493億円増加いたしました。事業別の為替換算影響を除いた増減額は、ご覧のとおりでございます。
続きまして資料の27ページ、2011年度の通期の事業別売上台数見通しについてご説明いたします。二輪事業は1,266万台、四輪事業は315万台、汎用事業は585万台を計画しております。
資料の28ページでございますが、通期の業績見通しについてご説明させていただきます。営業利益は2,000億円、税引前利益は2,500億円、当期純利益は2,150億円となっております。
この連結業績見通しの2010年度からの増減要因でございますが、資料の29ページに記載されているとおり、売上変動構成差等で1,712億円のマイナス、コストダウン効果等で790億円のマイナス、販管費の減少により460億円のプラス、研究開発費の増加により375億円のマイナス、為替影響では1,280億円のマイナス、営業外収支では107億円のマイナスとなっております。
8月1日時点の見通しと今回の見通しの比較では、資料の30ページにありますように、約1,100億円のタイ洪水影響をほぼ企業努力でリカバリーし、営業利益の増減要因は主に円の高止まりによる為替影響となっております。
最後に2011年度の設備投資、減価償却、研究開発費の見通しですが、資料の31ページのとおりになっております。
私からの説明は以上でございます。ありがとうございました。