使用警語:中文譯文來源為 Google 翻譯,僅供參考,實際內容請以英文原文為主
司会
時間となりました。これより会議を始めます。
この電話会議では将来予測を含む情報が提供されることがありますが、これらの情報は当社の現時点での予測に過ぎません。様々な要因により、実際の業績がこれら将来予測と大きく異なる場合がありますので、ご留意ください。
プレゼンテーション中は、全ての回線が聞き取り専用になっております。質疑応答はプレゼンテーションの後に行われます。また、この会議の様子は質疑応答を含め、インターネットで中継しておりますので、参加者の方はご了承いただきたく存じます。インターネットからお聞きの方は、聞き取り専用となっておりますのでご注意ください。
それでは、武田薬品工業、井ノ上様、お願いいたします。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
本日は大変お忙しい中、当社の2009年度第1四半期カンファレンスコールにご参加いただきまして、まことにありがとうございます。私、本日、司会を務めさせていただきますコーポレートコミュニケーション部の井ノ上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
本日、当社からプレゼンター、および質問回答者といたしまして、大川研究開発統括職、アラン・マッケンジー海外販売統括職、井上事業戦略部長、岩崎製品戦略部長、高原経理部長が参加しております。
まず最初に、当社より2009年度第1四半期連結業績の概況--、概要、および開発における取り組みについてご紹介させていただきます。その後に質疑応答の時間を設けております。時間をとっておりますので、どうぞご遠慮なくご質問をお聞かせいただきたく存じます。
それではカンファレンスコールのプレゼンテーション資料と決算短信をご覧いただきながらご参加いただきたいと存じます。それでは、高原部長、岩崎部長、よろしくお願いいたします。
高原 宏 - 経理部長
高原でございます。ただいまより2009年度第1四半期連結業績の概要につきましてご説明させていただきます。
最初のスライドでございますけども、第1四半期の連結業績の概要につきましてはご覧のようになっております。当期の売上高は、「ベルケイド」の伸張や、「カピデックス」、「ユーロリック」の上市などの売り上げ増加要因に加えまして、TAP社、およびミレニアム社の連結子会社化による増収効果、「プレバシド」55億、ミレニアム56億もありましたが、いかんせん為替の円高によるマイナス影響が207億と大きく、全体では前期から179億円、4.5%の減収となりました。
一方、利益面では、前年度に発生いたしましたインプロセスR&D費用、1,662億円の負担が当四半期ではございませんので、営業利益は前期から1,528億円増の1,256億となりました。
純利益は、営業利益の増益や税金の減少で、前年の特別利益でありました「ルプロン」事業譲渡益742億の影響をカバーいたしまして、前期から1,101億円増の1,126億円となりました。
当社が目標指標としております、特別損益・特殊要因除きのEPSにつきましては、前期より35円1銭増加し、162円26銭となりました。なお、特殊要因除きとは、EPSの算定上、分子となる当期純利益からミレニアム社の企業買収に起因するのれん償却費、無形資産償却費、インプロセスR&D費を除外しております。以上のスライドの特殊要因以降の、スライドの特殊要因も同義でありますのでご留意願います。
なお、財務上のEPSは短信に記載のとおり、前期より139円63銭増加し、142円64銭となっております。
次のスライドをお願いいたします。
為替の影響でございますが、ご覧のとおり売上高で207億、営業利益で79億、純利益で50億円と、おのおのマイナス影響となっております。また、為替レートが1円変動した場合の通年ベースの業績への影響額は、スライド下段に表示してるとおりでございます。
次のスライドをご覧ください。売上高の増減の内訳でございますが、医療用医薬品の売上高は対前年同期比で、国内でプラス5億円、海外でマイナス149億円で、合計144億円、4%の減収となりました。
国内では「タケプロン」、「アクトス」、「エンブレル」を中心に5億円、0.3%の微増となりました。海外につきましては、為替の円高による影響が大きく、「カンデサルタン」、「ランソプラゾール」、「ピオグリタゾン」はご覧のとおり減収となりました。
一方、昨年の5月に買収いたしましたミレニアム社の「ベルケイド」につきましては、60億円の増収となっております。以上の結果、医療用、海外の合計では149億円、6.7%の減収となりました。
次にヘルスケア事業の売り上げは、「ニコレット」「アリナミンドリンク」類などが減少し8億円、5.8%の減収となりました。またその他の事業につきましては27億円、11.4%の減収となっております。
次のスライドをご覧ください。TAP社、およびミレニアム社の統合による影響と為替の円高影響を除いた既存事業の実態ベース売上高を記載しておりますが、昨年に比べ84億円の減収となっております。
その大部分は導出関連収益の減少やその他事業の売り上げ減少によるものでございまして、医療用薬品の製品売上高は微減にとどまっております。
次のスライドをご覧ください。TPNA社の売上高につきましては、主として「プレバシド」が、前期は5月から、当期は4月から連結売上高に計上されていることによる影響で、前期から8,100万ドル、6.5%増収の13億3,300万ドルとなりました。
「アクトス」ファミリーにつきましては、経口糖尿病市場の縮小、チアゾリジン系薬剤の処方減少と、メトホルミンの処方増などにより、900万ドル、1.1%の微減となりました。
また、米国で2月、3月とおのおのプロモーション活動を開始いたしました「カピデックス」、「ユーロリック」の売上高は、おのおの1,100万ドル、および400万ドルとなりました。
次のスライドをご覧ください。次に、仕入品を除いた連結医療用医薬品の売上高の推移を地域別に示したスライドであります。
当社グループ全体では、前期から121億円、3.7%の減収となっております。為替の円高影響を除けば、TAP社、ミレニアム社の連結子会社化による増収効果を含め84億円、2.6%の増収となっておりまして、米州・欧州・アジアともに増収となっております。スライドの右端に書いてございます。
次のスライドをご覧ください。当社の主要製品の売上高について説明させていただきます。「ベルケイド」の増加を除き、円ベースで「ピオグリタゾン」は6.6%、「ランソプラゾール」は2.6%、「カンデサルタン」は5.5%、「リュープロレリン」は7.5%と、為替の円高による影響が大きく、前期から減収となっております。
為替の影響を除いてみますと、「ピオグリタゾン」は6億、0.6%の増収、「ランソプラゾール」は23億、3.2%の増収、「カンデサルタン」は10億、1.6%の増収、「リュープロレリン」は8億、2.3%の減収ということになります。
「ピオグリタゾン」は米州で64億の減収となっておりますが、ドルベースでは微減、マイナスの1.1%であります。
「ベルケイド」ですが、前期は5月から6月の2カ月分、当期は4月から6月の3カ月分が連結売上高に含まれている増収要因も含め60億円、101%の大幅な増収となっております。また、米国現地売上高を4月・6月同士で比較いたしましても、31ミリオン、34.5%の増収となっております。
次のスライドをご覧ください。営業利益の増減の内訳はご覧のとおりであります。売上総利益は、売上総利益率が利益率の高い自社品の比率のアップなどによりまして1ポイント改善いたしましたが、売上高が減少したため、106億円、3.3%の減益となりました。
販売管理費は、TAP社、ミレニアム社の統合に伴う無形固定資産、のれん償却費が、前期は5月からの2カ月分であるのに対し、当期は4月から3カ月分計上していることによりまして、72億円増加し、全体で65億増加いたしました。
一方、研究開発費は、前期にインプロセスR&D費用1,662億を計上しておりましたが、当期はこれがないことから、1,700億円の減少となりました。
営業利益や売上総利益の減少と管理販売費の増加を、研究開発費の大幅な減少で吸収し、前期から1,528億円の大幅な増益となっております。なお、下段に記載しておりますように、特殊要因を除きますと、営業利益や売上総利益の減少を主因といたしまして62億の減益となっております。
次のスライドをご覧ください。次に、当期純利益の増減の内訳でございますが、営業利益が1,528億円増加いたしましたが、金利低下による運用収益の減少や、前年4月の統合前のTAPの持分法投資利益18億が当期にはないことなどによりまして、営業外損益が88億円悪化し、経常利益は1,440億円の増益となりました。
また、前期に発生しました「ルプロン」事業譲渡益742億が当期にはないことにより特別利益が同額減少いたしましたが、税金が399億円減少いたしましたので、当期純利益は1,101億円増加の1,126億円となりました。
税金の減少でございますけれども、前期はTAP社、ミレニアム社の統合による連結実効税率が94.7%と高くなりましたけども、当期は税制改正により、海外子会社からの受取配当金95%益金不算入制度が導入されたこと、およびアイルランドにおきます製剤工場と原薬工場の統合に伴う税効果をこの第1四半期で計上しておりますので、この影響で税金が減少いたしまして、実効税率は17.7%となっております。
なお、下段に記載しておりますように、特別損益・特殊要因を除いた当期純利益は、先ほど申しました税金の減少要因が影響し228億円の増益となっております。
次にキャッシュフローの状況のスライドでございますけども、当四半期のキャッシュフローは、主に配当金の支払い645億、および法人税の支払い547億の影響で160億円のマイナスとなりました。
内訳といたしましては、営業活動によるキャッシュフローが765億円のプラス、投資活動によるキャッシュフローは、IDM社の買収に伴う支出を含め224億円のマイナス。財務活動によるキャッシュフローも配当金の支払いにより652億のマイナスとなりました。
この結果、当期のキャッシュフローは160億円のマイナスとなっております。
最後に、今年度の業績の見通しにつきましては、5月の08年度決算公表時に開示した数値からの修正はございません。以上で私からの説明を終えさせていただきます。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
製品戦略部の岩崎でございます。私からは2008年度決算発表以降のパイプラインのアップデート、および研究開発におけるトピックスについてご紹介いたします。
まず初めに、2型糖尿病治療薬「SYR-322」の審査状況についておはなし申し上げます。既に公表させていただきましておりますとおり、本年6月、FDAより、新規糖尿病治療薬の心血管リスク評価についてのガイダンスの統計的要件を満たすための追加試験実施が必要であるとの通知を受けました。当社では、できるだけ早期に追加試験を開始できるよう、治験デザインに関する(エフリエーター)の合意形成に努めているところであります。
次のスライドに移ります。それでは2008年度決算公表時、5月11日以降のステージアップ品目を一覧表にてお示しいたします。既存品、および開発品の合剤、併用療法についてのライフサイクルマネジメント戦略の推進に加え、今回新たに2つの新規化合物のPhaseⅠスタディを開始いたしました。
続いてのスライドでは、今回新たに開始いたしました「AMG386」、「AMG479」、また「ブロプレス」と「アクトス」の合剤、「SYR-322」とメトホルミンの合剤について簡単にご紹介申し上げます。
次のスライドです。まず新たにPhaseⅠ入りいたしましたアムジェン社からの導入品目「AMG386」、「AMG479」についてご紹介いたします。当社のがん領域パイプラインの臨床開発品は、この2つの化合物を含めて18となりました。今後もいっそうのパイプラインの充実を図ってまいります。
「AMG386」はペプチドと抗体の両方の特性を有するペプチボディといわれるものでありまして、血管新生に関するアンジオポエチンを阻害いたします。本品は、この1型と2型、両方のアンジオポエチンを阻害することでがん細胞の増殖や転移を抑制するものです。
次に「AMG479」ですけれども、これはインスリン用成長因子-1型受容体、IGF-1受容体に対する完全ヒトモノクローナル抗体でありまして、このIGF-1というものはインスリンと類似の活性を持つものなんですけれども、ある種のがんにおきましては、がん細胞の増殖や浸潤に重要な役割を果たします。この「AMG479」はIGF-1、および2がそれぞれの受容体に結合することを阻害することによって、がん細胞の生存、増殖、および浸潤を抑制すると考えています。
日本の抗体医薬品市場は2007年度で約800億円。2010年度には1,700億円、10年後には7,000億円にまで成長するものと予想されています。今後も高い成長率が見込まれるこの市場におきまして、研究開発をよりいっそう強化していく所存です。
次のスライドです。次に「ブロプレス」と「アクトス」の合剤、「SYR-322」とメトホルミンの合剤についてご紹介いたします。
初めに「ブロプレス」と「アクトス」の合剤ですが、高血圧と糖尿病という異なる疾患領域の薬剤を組み合わせた合剤であります。現在、国内で糖尿病が強く疑われる人というのは、厚生労働省の2007年度国民健康栄養調査によりますと約890万人と言われております。ご存じのとおりですけれども、急速に患者さんは増加しているわけでありまして、この糖尿病において血圧の高い方、いわゆる高血圧の方は約40~50%とも言われております。また、その頻度も、糖尿病でない方の約2倍というふうなデータもございます。
高血圧の治療ガイドラインでは、糖尿病と高血圧を合併いたしますと、患者さんの脳、心、血管リスクが高いというふうなことが示されておることから、この「アクトス」、「ブロプレス」ともにアウトカム試験において抗動脈硬化作用が期待できるというデータも出ているというふうなことで、この合剤はこれらの患者さんへの貢献度がきわめて高いものと期待しております。
また、DPP-4阻害薬、「SYR-322」とメトホルミンの合剤については、既に米国で、すみません、DPP-4阻害薬です、「322」はまだ上市しておりませんけれども、DPP-4阻害薬とメトホルミンの合剤については既に米国で発売されており、良好な血糖コントロールが期待できるというふうなことで幅広く受け入れられております。
合剤は服薬利便性を高め、飲み忘れの防止にもつながることから、患者さんや医療現場におけるニーズにお応えできるものと考えており、今後も当社では既存製品のLCM推進として、あらゆる可能性を追求しながら合剤開発を進め、製品付加価値最大化に向けた取り組みを推進してまいります。
次のスライドをお願いいたします。それでは次に、本年5月29日から6月2日にかけてフロリダ州オーランドで開催されました米国臨床腫瘍学会で公表いたしました「ベルケイド」の最新データをご紹介いたします。「ベルケイド」は現在、非ホジキンリンパ腫を対象に「ベンダムスチン」などの新規治療薬との併用の可能性を検討しております。
VERTICAL試験においては、再発性難治性濾胞性リンパ腫を対象としたPhaseⅠ・Ⅱ試験のことでありまして、「ベルケイド」、「ベンダムスチン」、「リツキシマブ」の3剤併用における有効性、および安全性を検討したものです。高い忍容性とともに、全奏功率が80%、完全寛解率も52%(sic-プレスリリース参照)との結果を得ております。
これらの結果は、現在ミレニアム社が進めております、非ホジキンリンパ腫における研究結果をより強固にするものであり、リンパ腫への「ベルケイド」併用療法の価値を最大化させるべく、今後も開発を継続していく予定であります。
次のスライドですけれども、次に未治療の多発性骨髄腫を対象にした「ベルケイド」、「レナリドマイド」、「ドキソルビシン」、「デキサメタゾン」併用による最大投与量、有効性、安全性を検討したPhaseⅠ共同試験から得られた速報結果についてもご紹介いたします。
「ベルケイド」はその作用機序、強固な活性、および患者さんのリスク度合いに応じて各種治療薬との併用が可能というふうなことから、多くの研究者がベース治療薬としての可能性を検討しています。
本試験においては、未治療の多発性骨髄腫患者さんにおいて、全奏功率は97%、ほぼ寛解を含む完全寛解率では22%との結果が得られており、本試験において4剤併用は忍容性も高く、高い活性を示すというふうなことが確認できました。本社、およびミレニアム社では、今後のさらなるフォローアップにより、患者さんにとってより良好な結果が得られるものと期待しております。
最後のスライドでございますけれども、研究開発活動の一環として今回、私どもが決定いたしました産業革新機構への出資についてご紹介申し上げます。
産業革新機構は、経済産業省が所管する官民出資の投資ファンドです。このファンドの目的は、現在の金融収縮下での日本の将来を切り開くライフサイエンス、エレクトロニクス・通信、環境・エネルギーといった分野での最先端技術を有する事業に投資を行い、事業化を促進することであります。
当社は日本の医薬品業界のリーディングカンパニーとして、本機構にただ1社参加し、積極的に最先端技術の研究開発に貢献していきたいと考えています。
私からは以上でございます。ありがとうございました。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
それではご質問をお受けしたいと思います。オペレーターの方、よろしくお願いいたします。
司会
それでは、皆様からのご質問をお受けいたします。(司会の指示)それでは、予定時刻まで質疑応答を行います。
それでは、日興シティグループ証券、山口様です。山口様、どうぞお話しください。
山口 秀丸 - アナリスト
もしもし。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
はい、山口さんどうも。
山口 秀丸 - アナリスト
よろしくお願いします。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
よろしくお願いします。
山口 秀丸 - アナリスト
最初、岩崎さんが冒頭でおっしゃられた「SYR-322」のことなんですけれど、今の状況ですと、追加する臨床試験のデザインをネゴしてると。すなわち、まだ始まってないということだと思うんですけれど、そのネゴの間にどのぐらいかかって、だいたいどのぐらいから始まりそうかっていうめどはつきつつございますか。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
もうほぼ合意に近い状況にあるというふうに考えておりますので、近々開始というふうなことの案内をできる状況に近づいている、というふうにご理解いただきたいと思います。
山口 秀丸 - アナリスト
わかりました。あと、売りで国内、海外、幾つかちょっとお願いしたいんですけど、まず国内の売り上げの全体なんですけれど、確か0.3%増というふうにおっしゃったと思うんですけれども、医療用医薬品については。通期のご予想は確か5%ぐらいですし、マーケットもIMSだったら6%ぐらい伸びてるわけですけども、何とも言えないこの低調な第1クォーターの雰囲気っていうのはどの辺に問題があるんでしょうか。それとも、特に問題はないんでしょうか。
井上 益光 - 事業戦略部長
事業戦略部の井上です。
ご承知のとおり、対前年で比較をする時に、前年の4月ですね、薬価改定がございましたもので、その買い控えの影響で前年の4月は非常に売り上げが伸びたということがあります。そのせいで4-6の3カ月で見ますと、そういったちょっとスローな伸びというふうに見えるんですけれども、5月、6月、これは実績が対前年でも順調に伸びてきております。
したがいまして、これはどの製品にも言えることなんですけれども、トータルで見てこの通期の見通しというのは達成可能だというふうに現在のところ考えております。
山口 秀丸 - アナリスト
わかりました。あと、海外の新製品で「カピデックス」と「ユーロリック」、11ミリオンと4ミリオンというふうにお伺いしましたが、通期のイメージとの比較においては、「カピデックス」は多分20分の1ぐらいですか、「ユーロリック」だと25分の1ぐらいだと思うんですけども、今後、マネージドケアの採用を含めて、ドドドッと売り上げが上がる時期っていうのは見えてきてるんでしょうか。
特に「カピデックス」は、「プレパシド」ってのは寿命が短いので、時間的にも厳しいとは思うんですけれど、その辺はいかがでしょうか。
アラン・マッケンジー - 海外販売統括職
(通訳済み)アラン・マッケンジーと申します。
「カピデックス」の売り上げに関してですけれども、私たちは、新処方箋のトレンドですけれども、すべて1%以上の伸びというものをしています。そして特にそのスペシャリストのほうが4倍ほどの処方箋を出しているというふうに、GIよりも増えているというふうに見ています。
なので、リーディングインディケーターとして、先行指標としては「カピデックス」のシェアが伸びてきているというのは私たちの期待どおりだということで喜んでいます。
ただ、そのローンチのタイムが1カ月ほど遅れておりました。そしてまた、似たように非常にいい新処方のアップテイクがいま現在、ほぼ3%ぐらいになっていますが、そちらのこのマーケットのほうから出てきております。
そしてスペシャリストの処方を見ると、より高いレートでのその処方が行われていますので、これも先行指標としては非常にいい兆候だと思います。
なので「カピデックス」は、私たちの期待に添った形で進んでいるというふうに思いますし、また、そのアウトセットの段階におきまして、いいアップテイクだというふうに感じています。
山口 秀丸 - アナリスト
「ユーロリック」はいかがでしょう。
アラン・マッケンジー - 海外販売統括職
(通訳済み)「ユーロリック」につきましても、さっき申し上げましたように既に処方の痛風でいうことでは、全体の新規処方薬の3%近くとなっています。リューマチの専門医のほうは4倍から5倍というレベルで新規の処方箋を書いています。ですから非常に強い、今までのところ伸びが見られています。「ユーロリック」についてです。非常に一貫してわれわれの予想どおりということです。
山口 秀丸 - アナリスト
ありがとうございます。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
どうもありがとうございました、山口さん。
司会
それでは、日本経済新聞、(村松)様です。村松様、どうぞお話しください。
村松 - メディア
日経新聞の村松です。聞こえますでしょうか。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
はーい、村松さん、よろしくお願いいたします。
村松 - メディア
お願いいたします。では、統括職お2人にそれぞれお尋ねいたします。
まずミスター・マッケンジーにお尋ねしたいんですけれども、先ほどの質問に若干重なるところもありますが、「カピデックス」、「ユーロリック」、それぞれピーク時に、それはいつ頃ピークが来て、どの程度の規模まで売り上げが伸びると、アメリカで売り上げ伸びるとお考えなのか。さらに「カピデックス」は、もちろん「プレバシド」の特許切れの穴を埋めるわけですけれども、どの程度までカバーし得るものなのか。
あとはもう少し長期の話で、「アクトス」については、「アクトプラスメットXR」などが「アクトス」の穴を埋めるはずですけれども、この辺り、どれぐらいカバーし得るものだとお考えなのでしょうか。これがミスター・マッケンジーへの質問です。
あと、大川統括職にお聞きしたいのが、先ほど「322」の話も少しありましたけれども、再提出、FDAへの再提出が2011年以降とおっしゃっておられましたが、最新の状況を踏まえて、いつぐらいならばもう1度FDAに最新の結果を出せるとお考えでしょうか。以上です。
アラン・マッケンジー - 海外販売統括職
(通訳済み)予想につきましては、具体的なそういう個別の予想というのは出していません。ただ、既に言いましたように、「プレバシド」の処方の50%はカバーできると思いますし、ピーク時はどのくらいかということについては、これは公開していません。
新しい製品につきまして、非常にこれまでの進捗に満足をしています。これまでの伸びというのは、われわれの予想どおりの動きとなっています。ですので、予想どおりということです。
大川 滋紀 - 研究開発統括職
大川です。ただいまのご質問にお答えいたします。
先ほど岩崎のほうからございましたように、今CVのアウトカム試験につきましてはもう最終の詰めの段階に来ておりますので、速やかに試験を開始したいというふうに考えております。
期待といたしましては、「アクトス」の特許切れからそう離れない時期に、この承認を得たいと。ただし、これは試験の状況にもよりますので、現在明確なことは言えませんけれども、速やかに承認を取りたいというふうに考えております。
村松 - メディア
大川さんにもう1点追加で「322」の関係でお聞きしたいんですけれども、DPP-4は結果的に「322」よりも先に、他社製品のほうがアメリカなりで承認を先に取る可能性はありますけれども、他社製品が出た後でも「322」の競争力は変わりないとお考えでしょうか。
大川 滋紀 - 研究開発統括職
これはやはり製品力ということになるんだと思うんですけれども、試験の結果にもよりますけれども、スーぺアオリティが言えればそれはもちろん製品力が高くなりますし、私ども、ほかに「アクトス」を始め様々な製品を持っておりますので、そのコンビネーションということではアドバンテージがあるというふうに思っております。
村松 - メディア
わかりました。どうもありがとうございます。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
どうもありがとうございました。
司会
それでは、ドイツ証券、舛添様です。舛添様、どうぞお話しください。
舛添 憲司 - アナリスト
ドイツ証券、舛添です。よろしくお願いします。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
よろしくお願いいたします。
舛添 憲司 - アナリスト
何度も同じような質問で恐縮なんですけども、「カピデックス」と「ユーロリック」で、そうするとわれわれが、外部の人間が見ていて、IMSの数字を追っかけるっていうのはそれを見ていても、実際の売り上げの動向とか様子っていうのはわからない。それともやはり、いま予定どおりだっていうふうに言われたんですけども、ある程度の額がIMSの数字でも出てくるっていうふうに見てよろしいんですか。
アラン・マッケンジー - 海外販売統括職
(通訳済み)そうですね。こういったトレンドをIMSのデータのほうでも見てくることができると思います、合計の処方箋、そして新規の処方箋といった意味において。そのトレンドを見ていただきますと、私たちの期待どおりに進んでいるというふうに言えるんだと思います。
そしてIMSのデータですけれども、そこのサブスペシャリティのデータがあって、非常に重要なものがあります。それを見ていただきますと、その活用とか、そのプライマリーケアの医師からのどれだけの処方がされているのかっていうのが見えると思います。
そしてまた、専門医からまず使用していただいて、それからプライマリーケアの医師が使っていくというようなことがあると思います。それがIMSのデータからも見てとれると思います。
舛添 憲司 - アナリスト
それとあと、アメリカのほうの「アクトス」なんですけども、先ほど説明のほうでは、経口糖尿病のマーケットも厳しいし、TZDのほうも厳しい--、減少気味で、「アクトス」はドルベースで1%下がりましたよっていうことを言われたんですけども、そうすると、例えば期初の計画では多分1桁の前半ぐらいの伸びを見られてたかと思うんですけども、「アクトス」に関しては、特殊要因でこのクォーターはマイナス1%だったのか、それともちょっとやっぱりマーケット、USのいわゆるマーケット全体が、それとも経口糖尿病のマーケット全体がスローダウンとして見るの--、スローダウンしてると見るのか、どう見ればよろしいんでしょうか。
アラン・マッケンジー - 海外販売統括職
(通訳済み)その処方箋のデータを見ていきますと、「アクトス」のシェアが安定化してきているというのを見ています。それからボリューム的にも安定化してきています。
それからまた、少しこのマーケットで成長が戻ってきているように見えます。昨年このマーケットは対前年で下がりましたけれども、今年に関しては、若干マーケットの伸びが戻ってきているように見ています。
なのでシェアの期待のところも、マーケットと、1桁の前半のところで伸びているというのは私たちの期待どおりだというふうに思います。
舛添 憲司 - アナリスト
でも実際は、この1クォーターはマイナス1%ですよね。
アラン・マッケンジー - 海外販売統括職
(通訳済み)そのとおりです。
舛添 憲司 - アナリスト
それは何か特殊要因が、例えばホールセラーでストッキングとか、そういう特殊要因があったんですか。
アラン・マッケンジー - 海外販売統括職
(通訳済み)まあ本当に、ホールセールのストッキングレベルに関しては若干下がっています。そこのところが貢献しています。そしてまた、これだけのプロダクトのサイズになりますと、ホールセールのストッキングの若干の動きによって、それだけの違いが出てくると思います。
なのでおっしゃるとおりだと思います。若干のホールセールのストッキングが下がりました、この四半期に関しまして。
舛添 憲司 - アナリスト
すみません、あと1点なんですけども、研究開発費なんですけども、中間の計画が1,550で、今期で--、1クォーターで649億。そうすると2クォーターで900億っていう数字になるんですけども、これは例えば何か導入関係の費用が用意してあるとかいうことなんでしょうか。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
岩崎です。期がずれて、ちょっと支払いのタイミングの問題ですとか、それからマイルストーンでまだ払ってないものですとかいろいろありまして、特に遅れているとかそういうことではございません。
舛添 憲司 - アナリスト
じゃあこの900億っていうのは、だいたい基本的にはもう使い--、使われるってことでよろしいんですか。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
そうです。
舛添 憲司 - アナリスト
わかりました、どうもありがとうございます。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
はい。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
どうもありがとうございました。
司会
(司会の指示)それではJPモルガン、小野塚様です。小野塚様、どうぞお話しください。
小野塚 昌之 - アナリスト
はい、JPモルガン、小野塚です。よろしくお願いします。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
よろしくお願いいたします。
小野塚 昌之 - アナリスト
2点あるんですが、まず1点目が、これはファーストクォーターには関係ないんですが、米国のIMSのデータを見てると、7月以降、「プレバシド」のシェア、および処方箋の枚数がだいぶ落ちている、落ち幅がさらに拡大しているように思えるんですけれども、これは何か、フォーミュラリーから特許切れ前だけど、だいぶ落ちてきているのか、御社、政策的にというか、戦略的に「カピデックス」とのバーターで何か仕掛けているのか、何か特殊要因等あるんでしょうか。
アラン・マッケンジー - 海外販売統括職
(通訳済み)このPPIマーケットのブランド薬というのは、これまで「カピデックス」、新商品を除いては低下しています。下降するだろうということは予想していました。
そして「プレバシド」の処方を見ると、そのトレンドはわれわれの予想どおりです。ブランド品が一般薬に食われているというところがありますので、そこは予想どおりです。
追加して言いますと、おっしゃったように、「カピデックス」をローンチングしました。そしてそれに対して積極的な形で、「プレバシド」の患者が「カピデックス」にスイッチということも考えていますので、それも予想どおりということです。
IMSデータから見ても、そういうことをきちんと示しています。われわれの予想どおりということです。
小野塚 昌之 - アナリスト
わかりました。もう1点が、「SYR-322」に関してなんですが、先ほど治験、追加の試験のデザインについてほぼ合意に近いというお話があったんですが、これは試験の期間に関しては、1年の試験を何本か走らせることで何とかなりそうという理解でよろしいんですか。最悪2年とか、長期の試験を走らせる可能性もあったとは思うんですけれども、この点について何か言えることがあったら教えてください。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
試験の期間については、1年のものを何本か走らすというふうなオプションもあるでしょうし、2年ぐらいの長い、長期のやつもあると思いますけれども、今ちょっと最後の詰めに入っているとこでありますんで、もう少したってから、もう少したつというか、もう早々にご報告できる段階にあると思いますので、今日はちょっとその部分は勘弁していただきたいんですけど。
小野塚 昌之 - アナリスト
はい、わかりました。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
申し訳ないです。
小野塚 昌之 - アナリスト
はい。以上です。ありがとうございます。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
どうもありがとうございました。
司会
それでは、モルガン・スタンレー証券、三田様です。三田様、どうぞお話しください。
村岡 真一郎 - アナリスト
もしもし。もしもし、モルガン・スタンレーの村岡です。聞こえますでしょうか。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
村岡さん、よろしくお願いいたします。
村岡 真一郎 - アナリスト
すいません、「322」の日本の話なんですけれども、去年申請されたんですが、この審査に何か、今回のFDAのディシジョンは影響とか出てますでしょうか。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
岩崎です。現時点で特に何か影響が出ているというふうなことはありません。
村岡 真一郎 - アナリスト
つまり日本は順調に審査が進んでいるってことですか。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
順調かどうかは、いま審査の過程にありますので私どもはちょっとわかりませんけれども、特に審査上、何か当局のほうからこちらにフィードバックがあったというふうなことはありません。
村岡 真一郎 - アナリスト
わかりました、ありがとうございます。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
はい。
村岡 真一郎 - アナリスト
あともう1個、最後なんですけど、今のこの現状、アメリカなんですけど現状で、MRとかセールスフォースを減らすとかっていう選択肢はいま考えられるんでしょうか。
アラン・マッケンジー - 海外販売統括職
(通訳済み)私たちは、私たちのセールスフォースを今の段階で削減するというような計画はございません。
村岡 真一郎 - アナリスト
わかりました、どうもありがとうございます。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
どうもありがとうございました。
司会
それでは、クレディ・スイス、酒井様です。酒井様、どうぞお話しください。
酒井 文義 - アナリスト
すいません、酒井ですが。2つ、ちょっと簡単にお聞きしたいんですけども、1つは今回の「AMG479」ですけれども、これ、がん種はまだ早いんであれなんですけれども、大腸がんでしょうか。ちょっとがん種の候補をちょっと教えていただきたいんですが。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
酒井さん、少々お待ちくださいませ。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
先ほどちょっとご発言がありましたけど、PhaseⅠの段階なのでまだ、がん種そのものが決まってない段階なんですね。ちょっと、いま申し上げられる状況にはなってないということです、はい。
酒井 文義 - アナリスト
他社も同じものを出してきてますよね。その辺のがん、やってると思うんです。がん種やってると思うんですけど、だいたい同じような路線だと理解してよろしいですか。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
いいと思います。
酒井 文義 - アナリスト
はい、わかりました。それと、「アクトプラスメットXR」なんですが、製造基準を高くされたということで、発売は今年の後半、いうことで理解はしてるんですが、これ当然、メトホルミンの価格が高いということもあって、価格設定、いろいろな戦略性の問題があると思うんですけれども、その辺含めて、どのくらいのタイミングで出されるのか。
特に「アクトス」がマイナスに転じてきている中、御社としてはやっぱり1日も早く出したいということではないかと思うんですが、その辺、状況が少し前倒しに来ているのかどうか、ちょっとその辺ご説明いただけますか。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
岩崎です。特にいま公表してございますように、本年度内に発売したいという状況からは何も変わっておりません。カレンダーイヤーの今年ですね。すいません、今年度でなく、今年中ということです。そこからは特に変わっておりません。
それから価格については戦略性の問題がありますので、ちょっといま詳細なことを申し上げる段階ではないというふうにご理解いただけたらありがたいです。
酒井 文義 - アナリスト
わかりました、はい。どうもありがとうございます。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
どうもありがとうございました。
司会
それでは、バークレイズ・キャピタル証券、依田様です。依田様、どうぞお話しください。
依田 俊英 - アナリスト
バークレイズ・キャピタル、依田でございます。よろしくお願いします。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
よろしくお願いいたします。
依田 俊英 - アナリスト
1点だけお願いしたいんですけども、「ユーロリック」の患者なんですけれども、使用状況なんですけれども、これ、アロプリノールからのシフトの患者が主体でしょうか、それとも新たに新患を獲得しているというのが今の使用状況なんでしょうか。
アラン・マッケンジー - 海外販売統括職
(通訳済み)その患者としては、確かにアロプリノールからのシフトの患者が大半になっております。ただ、トータルマーケットの成長自体も増えてきているというようなことも見ております。
なので、つまりそのマーケットに戻ってきている患者がいるのか、または新規の患者が入ってきているのかというようなことが要因だと思いますが、しかし基本的にIMSデータを見ますと、アロプリノールのレートのほうが下がって、その代わり「ユーロリック」のほうが上がっているといったトレンドが見てとれます。
依田 俊英 - アナリスト
ありがとうございました。以上です。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
どうもありがとうございました。
司会
それでは、日本経済新聞社、(根本)様です。根本様、どうぞお話しください。
根本 - メディア
日経新聞の根本と申します。お世話になります。高原経理部長にご質問です。よろしくお願いします。
今回の第1クォーターなんですが、円高の影響で売り上げが207億円目減りしたということで、ただ数量、医薬品事業の数量自体は伸びたということで伺っております。この後も現状の水準で円高が続いた場合、通期で見た場合も、数量は伸びるけれども売り上げは未達という、この見方で、流れでいくということでよろしいんでしょうか。
高原 宏 - 経理部長
高原でございます。
根本 - メディア
はい。
高原 宏 - 経理部長
今年度は、通期の業績予想を出しました時も、外貨ベースではアメリカ・ヨーロッパとも増収でありますけども、円高の影響が、確か570億だったと思いますが、インパクトが大きくて減収、2.5%だったと思いますけども、そういうふうに申し上げておりまして、そこの見方はまったく変わっておりません。
根本 - メディア
はい。次なんですが、その為替相場の変動の要因を軽減するような方策というのは今、御社でどのようなことをやってらっしゃいますでしょうか。
高原 宏 - 経理部長
為替の取引につきましては、すべて海外の販社との取引は外貨建てにいたしまして、為替の円貨と外貨との交換というのは全部、日本にいま集中しております。
集中いたしました外貨につきましては、年間計画の時に、今年度の予想といいますか、計画レートっていうのを決めるわけでありますけども、それをヘッジできるように、だいたい全体の7割から8割、計画時点で予約、およびオプションでもって為替をヘッジするという戦略を当社はとっております。
ただ、海外の利益の部分というのは、これはどうしても換算上の為替損益というのは出てきまして、ここはヘッジするというわけにいきませんので、この部分は為替の変動にさらされるということであります。
根本 - メディア
ありがとうございました。
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
どうもありがとうございました。
司会
次は英語会議からのご質問です。ダービッシュ様、どうぞ。
ダービッシュ - アナリスト
(通訳済み)Mehta Partnersのダービッシュです。
「SYR-322」の合剤、「アクトス」との合剤についてです。これはFDAとの交渉で遅れているわけです。そして今後についてははっきりしないということで、2年の治験もしなければいけないかもしれない。そうなると、今後の可能性としてこの合剤が、「322」が実際に市場に出る前に合剤が出る可能性ということはどうなんでしょうか。
岩崎 真人 - 製品戦略部長
岩崎です。公表いたしましたようにプデュファデート、「アクトス」と「322」のプデュファデートは9月の4日まで延期というふうなことがFDAからの通知を受けました。
これが、単財と独立して評価されて先に上市されるというようなことは、私どもはそれはもちろん願ってはいますけれども、まずそういった可能性は低いというふうに考えています。
ダービッシュ - アナリスト
(通訳済み)ありがとうございました。
司会
(司会の指示)
井ノ上 博文 - コーポレートコミュニケーション部長
それでは皆さん、たくさんの質問どうもありがとうございました。これをもちまして、2009年度第1四半期、武田薬品の決算カンファレンスコールを終了させていただきます。本日はお忙しいところご参加いただきまして、まことにありがとうございました。今後ともなおいっそうのご指導・ご鞭撻を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。
司会
以上で電話会議を終了いたします。皆様、本日はご出席いただき、まことにありがとうございました。どうぞ電話をお切りください。
注-- このトランスクリプトで(通訳済み)と注釈がついている部分は、電話会議中にライブで通訳者によって通訳されたものです。通訳者はこの会議をスポンサーする企業によって提供されました。