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近藤 広一 - 代表取締役副社長
それでは、2007年度第4四半期及び12カ月通算の決算概要について、ご説明いたします。
まず当第4四半期におけるHondaを取り巻く環境ですが、経済環境については、サブプライム住宅ローン問題に端を発し、米国景気の減速度合いが強まりました。
欧州では、個人消費が停滞するなど、景気回復は緩やかになりました。
一方、アジア経済は総じて高い成長が続きました。
日本においては、設備投資や個人消費が横ばいとなるなど、景気減速感も見られるようになりました。
また、原油価格や原材料価格は高値で推移しております。
為替については、前年同期に比べ、円は米ドルに対して円高になる反面、他の主要通貨に対しては若干の円安で推移いたしました。
それぞれの事業を取り巻く環境ですが、まず二輪車市場では、引き続きベトナム、ブラジルなどにおいて成長をしております。一方、北米では厳しい経済環境により、市場の低迷が続いております。
また、四輪車市場ですが、BRICsなどの新興市場での成長が続いております。一方、米国では、ガソリン価格が依然高値で推移しており、引き続き燃費のよい車へのニーズが高まっております。
また、日本では、自動車販売を取り巻く環境は、引き続き厳しい状況となっております。
次に、当第4四半期の業績の概要についてですが、北米を中心に市場環境が厳しくなる中、四輪事業で販売台数を増加させたものの大幅な米ドル安による為替影響などにより、前年同期と比べ営業利益は減少いたしました。
売り上げ台数についてですが、二輪事業では、南米を含むその他の地域などでの販売は好調に推移いたしましたが、主にアジアの持ち分法適用会社向け生産用部品の減少などにより、236万8,000台と1.7%の減少となりました。
なお、当社及び連結子会社が持ち分法適用会社へ生産用部品を供給していないHondaブランド二輪車の台数は増加しておりますけれども、この売り上げ台数には含まれておりません。
四輪事業では、すべての地域で売り上げ台数が増加したことにより、105万1,000台と9.8%の増加となりました。
汎用事業では、欧州、アジア、その他の地域での売り上げ台数の増加はありましたが、北米での減少などにより209万2,000台、1.7%の減少となりました。
次に、売上高についてですが、四輪事業での売り上げ台数の増加などありましたが、主に為替換算上の減少などにより、3兆555億円と前年同期に比べ1.0%の減収となりました。
営業利益はコストダウン効果、四輪事業の売り上げ台数増加に伴う利益の増加などの増益要因はありましたが、米ドル安による為替影響、北米地域のインセンティブの増加、原材料価格の高騰影響などの減益要因により1,688億円と、32.5%の減益となりました。
税引き前利益は1,468億円と38.6%の減益となりました。
関連会社持ち分利益は、主にアジアの持ち分法適用会社での利益の増加により243億円と22.1%の増益となりました。なお、関連会社持ち分利益は、第4四半期として過去最高を更新いたしました。
当期純利益は、当第4四半期において、法人税等に中国との取引における移転価格調査について、米国財務会計基準審議会による解釈指針第48号である法人所得税等の確定していない状況における会計処理に基づく見積額を計上いたしました。この影響などにより254億円と85.6%の減益となりました。
また、1株当たり当期純利益は14円1銭となりました。
次に、12カ月間通算の売り上げ台数ですが、二輪事業では、主にアジアでの持ち分法適用会社向け生産用部品の減少などにより、932万台と前年度に比べ10.1%の減少となりました。
四輪事業では、392万5,000台と7.5%の増加となりました。
汎用事業では、605万7,000台と5.7%の減少となりました。
売上高につきましては、12兆28億円と前年度と比べ8.3%の増収となりました。
営業利益は、9,531億円と11.9%の増益、税引き前利益は8,958億円と13.0%の増益、関連会社持ち分利益は1,189億円と15.0%の増益、当期純利益は6,000億円と1.3%の増益となりました。
また、1株当たり当期純利益は、330円54銭と5円92銭の増加となりました。
なお、売上高、営業利益、税引き前利益、関連会社持ち分利益、当期純利益並びに1株当たり当期純利益は、12カ月間通算として過去最高を更新いたしました。
次に、2008年度の連結業績見通しについて、ご説明いたします。
売上高は12兆1,400億円、営業利益は6,500億円、税引き前利益は6,750億円、関連会社持ち分利益は1,060億円、当期純利益は4,900億円を目標として進めてまいります。
1株当たり当期純利益は270円4銭を予定しております。
為替レートについてですが、通期平均で1米ドル100円、1ユーロ155円を前提としております。
続きまして、2007年度の単独業績の実績及び2008年度の見通しですが、ごらんのとおりでございます。
なお、先ほど連結決算概要にて申し上げました、中国との取引における移転価格調査の単独決算への影響については、調査は継続中のため、日本の会計基準及び会計慣行に照らして、この影響額を財務諸表には反映しておりません。
2007年度の配当金についてですが、期末配当金は1株当たり22円を予定し、年間では第1四半期末20円、第2四半期末22円、第3四半期末22円と合わせまして、19円増配の86円とする予定です。
次に、2008年の配当金につきましては、各四半期末における配当金を1株当たり22円とし、年間では2円増配の88円とする予定です。
それでは、決算の詳細につきまして、執行役員事業管理本部長の北條より、ご説明をいたします。
北條 陽一 - 執行役員事業管理本部長
それでは、2007年度第4四半期及び12カ月間通算の連結決算について、ご説明いたします。
まず当第4四半期の事業別の売り上げ台数についてですが、二輪事業では、インドネシア向けの生産用部品の減少などにより、ブラジルやベトナムなどでの好調な販売などはありましたが、236万8,000台と前年同期に比べ4万台、1.7%の減少となりました。12カ月間通算の売り上げ台数はごらんのとおりでございます。
次に、四輪事業でございますが、海外地域での「CR-V」、「Civic」などの売り上げ台数の増加や、中国向けの生産用部品の増加などにより105万1,000台と前年同期に比べ9万4,000台、9.8%の増加となりました。12カ月間通算の売り上げ台数はごらんのとおりでございます。
汎用事業につきましては、米国でのOEM向け汎用エンジン、発電機の減少などにより欧州でのOEM向け汎用エンジンの増加などはありましたが、209万2,000台と前年同期に比べ3万6,000台、1.7%の減少となりました。12カ月間通算の売り上げ台数はごらんのとおりでございます。
次に、当第4四半期の事業別の売上高についてですが、為替換算上の減少などにより、アジア及びその他の地域の二輪事業や四輪事業での増加などはありましたが、3兆555億円と前年同期に比べ323億円、1%の減収となりました。
なお、為替換算影響を除く事業別売上高の実質の増減額は1,348億円、4.4%の増収と試算されます。また、12カ月間通算の連結売上高はごらんのとおりでございます。
次に、税引き前利益の増減要因について、ご説明いたします。
当第4四半期の前年同期と比べた922億円の減益要因でございますが、売り上げ変動及び構成差等については、北米地域でのインセンティブの増加、機種構成の変化などの減益要因により、主に四輪事業の売り上げ台数増加に伴う利益の増加や、値上げ影響などの増益要因はありましたが、283億円のマイナスとなりました。
コストダウンについては、実質的なコストダウン効果により、原材料価格の高騰影響や製造原価に含まれる減価償却費の増加などはありましたが、316億円のプラスとなりました。
販管費の増加による影響については、主に北米の金融子会社におけるローン、リース、貸し倒れ引当金繰入額の増加、品質関連費用の増加、売り上げ増などに伴う運賃、保管料の増加などの減益要因により462億円のマイナスとなっております。
研究開発費の減少による影響は44億円のプラス、営業利益段階での為替影響は428億円のマイナスとなっております。
営業外収支は108億円のマイナスとなっております。その内訳としては、デリバティブ評価損益関連でマイナスの270億円、その他でプラスの161億円となっております。このその他のプラスの161億円には、売り上げ入金レート差でプラスの281億円、主に債権債務評価がえなどのマイナスの120億円が含まれております。
為替影響についてですが、営業利益段階のマイナス428億円に営業外収支のプラス281億円を合わせまして、税引き前利益に与える為替影響はマイナスの146億円となっております。
このマイナスの146億円の為替影響を外貨建て取引から生じる実質為替影響と財務諸表の円換算時に生じる為替換算差による影響に分けて、ご説明いたします。
まず実質為替影響ですが、主に対米ドルで円高に推移したことにより、売り上げレート差による影響でマイナス323億円、売り上げ入金レート差による影響でプラス281億円と、合計マイナス41億円となっております。
通貨別の詳細は、ごらんのとおりでございます。
次に、為替換算差ですが、主に対米ドルのマイナス影響によりブラジルレアルなどのプラス影響はありましたが、マイナスの104億円となっております。
また、デリバティブ、評価損益の変動の内訳ですが、ごらんのとおりでございます。
次に、12カ月間通算の税引き前利益の前年度と比べた1,029億円の増益要因でございますが、ごらんのとおりでございます。
続きまして、事業別の業績をご説明いたします。
売上高については、外部顧客とセグメント間の合計でご説明させていただきます。
まず二輪事業についてですが、当第4四半期の売上高はアジア、その他の地域の増加などにより、4,440億円と前年同期に比べ5.3%の増収となりました。営業利益は、主にコストダウン効果、機種構成の変化などの増益要因により、販管費の増加などの減益要因はありましたが、527億円と19.3%の増益となっております。
営業利益率は11.9%となっております。
また、12カ月間通算の実績はごらんのとおりでございます。
次に、四輪事業についてですが、当第4四半期の売上高につきましては、為替換算上の減少などにより売り上げ台数の増加はありましたが、2兆3,566億円と前年同期に比べ3.0%の減収、営業利益は主に北米地域でのインセンティブの増加、米ドル安による為替影響などの減益要因により、コストダウン効果、売り上げ台数増加に伴う利益の増加などの増益要因はありましたが、795億円と49.6%の減益となっております。
営業利益率は3.4%となっております。
また、12カ月間通算の実績はごらんのとおりでございます。
汎用事業及びその他の事業の当第4四半期の売上高につきましては、北米地域での汎用事業の売り上げ台数の減少や為替換算上の減少などにより1,223億円と前年同期に比べ2.4%の減収、営業利益につきましては、販管費や研究開発費の増加や米ドル安による為替影響などの減益要因により51億円と29.2%の減益となっております。
営業利益率は4.2%となっております。
また、12カ月間通算の実績はごらんのとおりでございます。
次に、金融サービス事業でございますが、当第4四半期の売上高は、主にオペレーティング・リース売り上げの増加などにより1,417億円と19.6%の増収となっております。
営業利益は、ローン、リースの貸し倒れ引当金繰入額の増加による販管費の増加などの減益要因により、増収に伴う利益の増加などの増益要因はありましたが、313億円と前年同期に比べ23.4%の減益となっております。
営業利益率は22.1%となっております。
12カ月間通算の実績はごらんのとおりでございます。
次に、所在地別セグメント情報をご説明いたします。
まず国内及び海外向け売り上げを含む当第4四半期の日本の売上高は、二輪事業の売上高が減少したことなどにより1兆2,510億円と、前年同期に比べ1.1%の減収となっております。営業利益は、米ドル安による為替影響、原材料価格の高騰影響などの減益要因により、研究開発費や販管費の減少などの増益要因はありましたが、23億円と96.5%の減益となっております。
営業利益率は0.2%となっております。
また、12カ月間通算の実績はごらんのとおりでございます。
次に、北米につきまして、売上高は為替換算上の減少などにより1兆4,841億円と前年同期に比べ11.2%の減収となっております。
営業利益につきましては、主に四輪事業のインセンティブの増加、販管費の増加、米ドル安による為替影響などの減益要因により、コストダウン効果や四輪事業の売り上げ台数増加に伴う利益の増加などの増益要因はありましたが、631億円と50.8%の減益となっております。
営業利益率は4.3%となっております。
12カ月間通算の実績はごらんのとおりでございます。
次に、欧州につきましては、当第4四半期の売上高は、四輪事業の売上高が増加したことなどにより、4,413億円と0.3%の増収となっております。
営業利益につきましては、コストダウン効果や増収に伴う利益の増加などの増益要因により、販管費の増加などの減益要因はありましたが、186億円と47.0%の増益となっております。
営業利益率は4.2%となっております。
また、12カ月間通算の実績はごらんのとおりでございます。
アジアでございますが、当第4四半期の売上高は、二輪事業や四輪事業の売上高が増加したことなどにより、為替換算上の減少などはありましたが、4,159億円と前年同期に比べ13.4%の増収、営業利益は増収に伴う利益の増加などの増益要因により、販管費の増加などの減益要因はありましたが、219億円と14.6%の増益となっております。
営業利益率は5.3%となっております。
また、12カ月間通算の実績はごらんのとおりでございます。
当第4四半期で、当社のアジアにおける関連会社持ち分利益は、インド、インドネシアの持ち分法適用会社の利益の増加などにより、143億円と前年同期に比べ114.3%の増益となりました。
また、12カ月間通算のアジアにおける関連会社持ち分利益はごらんのとおりでございます。
なお、この関連会社持ち分利益を算出するもととなった、持ち分法適用会社の営業利益、当期純利益につきましては、ごらんのとおりでございます。
次に、その他の地域でございますが、当第4四半期の売上高は、すべての事業で売上高が増加したことや為替換算上の増加などにより3,139億円と前年同期に比べ35.7%の増収。営業利益は、主にブラジルレアル高による為替影響、増収に伴う利益の増加などの増益要因により、販管費の増加などの減益要因はありましたが、327億円と67.8%の増益となっております。
営業利益率は10.4%となっております。
また、12カ月間通算の実績はごらんのとおりでございます。
続きまして、連結キャッシュ・フローについて、ご説明いたします。
現金及び現金等価物の3月末残高は、1兆509億円と期首残高と比べて1,053億円増加いたしました。詳細については、ごらんのとおりでございます。
ご参考までに、次のページに事業会社と金融子会社を分けた連結キャッシュ・フローを掲げてございます。ごらんのとおりでございます。
当年度の設備投資の実績ですが、主に二輪事業において、日本での新工場に関連した投資などにより、6,540億円と前年度と比べ269億円増加いたしました。事業別の為替影響を除いた増減額はごらんのとおりでございます。なお、この設備投資には、オペレーティング・リース資産にかかる金額は含まれておりません。
続きまして、2008年度の連結業績見通しについて、ご説明いたします。
まず売り上げ台数ですが、二輪事業は1,062万台と前年度と比べると130万台の増加を計画しております。
四輪事業は、414万台と21万5,000台の増加を計画しております。
汎用事業は、615万5,000台と9万8,000台の増加を計画しております。
通期見通しの損益状況の詳細は先ほどご説明いたしましたが、ごらんのとおりでございます。
前年度実績からの税引き前利益の増減要因は、ごらんのとおりとなっております。
最後に、2008年度の設備投資につきましては、7,100億円を見込んでおります。また、減価償却費は4,300億円、研究開発費は6,150億円を計画しております。
以上が連結業績見通しの概要でございます。