本田技研 (HMC) 2014 Q2 法說會逐字稿

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  • 岩村 哲夫 - 代表取締役 副社長執行役員

  • それでは、2013年度第2四半期決算の概要をご説明させていただきます。スライドの3ページをご覧ください。

  • はじめに、当第2四半期を総括させていただきますと、北米を中心とした四輪車販売の増加、アジア地域を中心とした新車投入効果による二輪車販売の増加。円安に伴う為替影響などにより、営業利益は1,714億円と前年同期比70%の増益となりました。

  • Hondaグループ販売台数につきまして、4ページをご覧ください。

  • 二輪事業ではアジア地域を中心に新車投入効果などで増加したことにより、421万6,000台と前年同期に比べ10.8%の増加となりました。

  • 四輪事業では市場が堅調な北米、軽自動車販売が好調な日本で増加したことなどにより、104万7,000台と5.1%の増加となりました。

  • 汎用パワープロダクツ事業では、アジア地域やその他の地域で減少したものの、エンジンや芝刈り機が好調な北米で増加したことなどにより、129万5,000台と0.5%の増加となりました。

  • 連結売上台数につきましては、ご覧のとおりとなります。

  • 続きまして、損益の状況につきまして5ページをご覧ください。

  • 売上高については、四輪事業や二輪事業での増加、為替換算影響などにより、2兆8,902億円と前年同期に比べ27.3%の増収となりました。営業利益は販管費の増加や新工場立ち上げによる減価償却費の増加などはあったものの、売上変動および構成差に伴う利益の増加、円安による為替影響などにより、1,714億円と前年同期に比べ70%の増益となりました。営業利益率は5.9%となっております。税引前利益は1,655億円、関連会社持分利益は316億円、四半期純利益は1,203億円となりました。1株当たり四半期純利益は66円79銭となっております。

  • なお、為替レートは1米ドル99円と前年同期と比較し20円の円安、1ユーロは131円と33円の円安となっております。

  • 次に、6カ月間通算のHondaグループ販売台数について6ページをご覧ください。

  • 二輪事業では827万台、四輪事業では204万6,000台、汎用パワープロダクツ事業では288万4,000台となりました。6カ月間通算の損益状況につきましては、売上高は5兆7,243億円、営業利益は3,564億円、税引前利益は3,376億円、関連会社持分利益は634億円、四半期純利益は2,428億円となりました。1株当たり四半期純利益は134円75銭となっております。

  • 次に、2013年度の通期連結業績見通しについて7ページをご覧ください。

  • 営業外収支の減益、関連会社持分利益の増益を織り込み、売上高は12兆1,000億円、営業利益は7,800億円、税引前利益は7,650億円、関連会社持分利益は1,300億円、当期純利益は5,800億円といたしました。1株当たり当期純利益は321円81銭と見込んでおります。見通しを算出するにあたっての為替レートですが、下期は1米ドル95円、1ユーロ125円を前提としています。通期平均では1米ドル97円、1ユーロ127円としています。

  • 2013年度の単独業績見通しですが、スライドの8ページをご覧ください。

  • 配当金につきましては、9ページをご覧ください。

  • 前回公表しましたとおり、当第2四半期末配当金は前年同期と比べ1株当たり1円増配の20円とし、年間配当金は1株当たり4円増配の80円を予定しております。

  • 次に決算の詳細でございますが、まず当第2四半期の売上高について11ページをご覧ください。

  • 四輪事業、二輪事業での売上高の増加や為替換算による売上高の増加影響などにより、2兆8,902億円となりました。

  • なお、為替換算影響プラス4,506億円を除く事業別売上高の増減額はご覧のとおりでございます。

  • 6カ月間通算の売上高は、スライドの12ページをご覧ください。

  • 次に、税引前利益の増減要因についてご説明いたします。スライドは13ページになります。

  • 当第2四半期の税引前利益は1,655億円と前年同期に比べ593億円の増益。営業利益は1,714億円と前年同期に比べ705億円の増益となっております。その増減要因でございますが、売上変動および構成差等については、売上台数変動などにより346億円のプラスとなりました。

  • コストダウン効果等については、コストダウンはあったものの、新工場立ち上げに伴う減価償却費の増加などにより176億円のマイナスとなりました。販管費については広告宣伝費の増加などにより360億円のマイナスとなっております。研究開発費の増加により41億円のマイナス、営業利益段階での為替影響は936億円のプラスとなっております。営業外収支はデリバティブの評価に関わる損益で220億円のプラス、その他で333億円のマイナスとなっております。

  • 6カ月間通算の税引前利益につきまして、14ページをご覧ください。

  • 販管費などの増加や新工場立ち上げによる費用増などはあったものの、為替影響などにより3,376億円と前年同期に比べ365億円の増益となっております。

  • 続きまして、事業別の業績をご説明させていただきます。スライドは15ページから21ページになります。

  • まず、二輪事業でございますが、当第2四半期のHondaグループ販売台数はインド、インドネシアでの新車投入効果やブラジルでの販売増により、421万6,000台と前年同期に比べ10.8%の増加となりました。

  • 売上高は連結売上台数の増加や為替換算による売上高の増加影響などにより、4,180億円と前年同期に比べ35%の増収となりました。営業利益は販管費の増加などはあったものの、台数変動および構成差に伴う利益増や為替影響などにより、455億円と前年同期に比べ79.3%の増益となりました。営業利益率は10.9%となっております。

  • 次に四輪事業でございますが、当第2四半期のHondaグループ販売台数は北米において「ACCORD」「CR-V」「CIVIC」などの販売が増加したことや新型「ACURA」「MDX」の投入効果、日本における「N-ONE」やインドにおける「AMAZE」の投入効果などにより、104万7,000台と前年同期に比べ5.1%の増加となりました。

  • 売上高は北米での売上台数の増加や為替換算による売上高の増加影響などにより、2兆2,331億円と前年同期に比べ26.2%の増収となりました。営業利益は販管費の増加などはあったものの、台数変動および構成差に伴う利益の増加、為替影響などにより、801億円と前年同期に比べ115.8%の増益となりました。営業利益率は3.6%となっております。

  • 次に汎用パワープロダクツ事業でございますが、当第2四半期のHondaグループ販売台数はアジア地域やその他の地域で販売が減少したものの、エンジン、芝刈り機が好調な北米地域で増加したことにより、129万5,000台と前年同期に比べ0.5%の増加となりました。

  • 汎用パワープロダクツ事業およびその他の事業の売上高は、為替換算による売上高の増加影響などにより、759億円と前年同期に比べ12.9%の増収となりました。営業損失はその他の事業での立ち上げ準備に関わる費用などにより、8億円となりました。営業利益率はマイナス1.1%となっております。

  • 次に金融サービス事業でございますが、当第2四半期末の金融子会社資産の合計は7兆4,046億円となりました。売上高は1,725億円と29.6%の増収となりました。営業利益は為替影響などにより、465億円と前年同期に比べ21.7%の増益となりました。営業利益率は27%となっております。

  • なお、6カ月間通算の事業別の業績は22ページをご覧ください。

  • 次に、当第2四半期の所在地別セグメントの業績についてご説明いたします。スライドは23ページになります。

  • まず、日本についてですが、売上変動および構成差に伴う利益増や為替影響などにより、営業利益は492億円と前年同期に比べ64%の増益となりました。

  • 北米の営業利益は売上変動および構成差に伴う利益増や為替影響などにより、460億円と前年同期に比べ72.1%の増益となりました。

  • 欧州についてですが、販管費の減少や為替影響などはあったものの、売上変動および構成差に伴う利益減などにより、営業損失は135億円と前年同期に比べ48億円の悪化となりました。

  • アジアの営業利益は売上変動および構成差に伴う利益増や為替影響などにより、600億円と前年同期に比べ64.9%の増益となりました。

  • 南米、中東、アフリカ、大洋州などのその他の地域でございますが、売上変動および構成差に伴う利益増などにより、営業利益は186億円と前年同期に比べ76.9%の増益となりました。

  • なお、6カ月間通算の所在地別セグメントの業績につきましては、24ページをご覧ください。

  • 次に、関連会社持分利益についてご説明させていただきます。スライドは25ページになります。

  • 関連会社持分利益はアジア地域の為替換算影響などにより、316億円と前年同期と比べ15.2%の増益となりました。なお、アジアにおける関連会社の持分利益は283億円となっております。

  • 次に、設備投資についてご説明させていただきます。スライドの26ページをご覧ください。

  • 6カ月間累計の設備投資の実績については、四輪事業における設備投資の増加、為替換算影響により、3,037億円と前年同期に比べ529億円増加いたしました。事業別の為替換算影響を除いた増減額はご覧のとおりでございます。

  • 続きまして、2013年度の通期の事業別売上台数見通しについてご説明いたします。スライドの28ページをご覧ください。

  • Hondaグループ販売台数は二輪事業はインドやブラジルでの減少、インドネシアでの増加を織り込み、1,732万台と前回公表いたしました見通しより8万台の減少。

  • 四輪事業は443万台と前回公表の見通しから変化はございません。

  • 汎用パワープロダクツ事業は600万台と20万台の減少を見込んでおります。

  • 次に、連結売上台数についてスライドの29ページをご覧ください。

  • 連結売上台数の事業別の台数見通しについても同様に販売台数の減少を織り込み、二輪事業で1,065万台、汎用パワープロダクツ事業で600万台とそれぞれ修正しております。四輪事業については変更はありません。

  • 続きまして、2013年度の連結業績見通しについてご説明させていただきます。スライドの30ページをご覧ください。

  • 通期の連結業績見通しでございますが、営業利益は7,800億円、税引前利益は7,650億円、当期純利益は5,800億円となっております。

  • この連結業績見通しの前年度実績からの増減要因については、31ページをご覧ください。

  • 売上変動、構成差等で1,436億円のプラス。コストダウン効果等で200億円のプラス。販管費の増加により1,290億円のマイナス。研究開発費の増加により475億円のマイナス。為替影響により2,480億円のプラス。営業外収支で409億円のプラスとなっております。

  • 前回公表いたしました通期見通しに対しては、スライドの32ページにありますように営業外収支の減益を織り込み、売上変動、構成差等で120億円のプラス。販管費の増加により120億円のマイナス。営業外収支で150億円のマイナスとなっております。

  • なお、為替影響については、対米ドルの円安影響による増益効果、新興国の通貨安による減益効果を反映しております。

  • 2013年度の設備投資・減価償却費・研究開発費の見通しにつきまして、33ページをご覧ください。

  • 設備投資は7,000億円、減価償却費は為替換算影響などにより、前回見通しより100億円増加の3,700億円、研究開発費は6,300億円を予定しております。

  • 私からの説明は以上でございます。ありがとうございます。