豐田汽車 (TM) 2013 Q2 法說會逐字稿

完整原文

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  • 高田 - 広報部

  • 本日はお忙しい中、コンファレンスコールにご参加にいただき、まことにありがとうございます。司会進行を務めさせていただきます、広報部の(高田)でございます。本日のスピーカーは取締役・専務役員、伊地知隆彦でございます。本日の予定でございますが、はじめに伊地知より決算の詳細についてご説明させていただき、そのあと質疑応答に移りたいと思います。終了時刻は17時30分を予定しております。

  • また、この会議で説明される内容および事前に公表された内容は、当社が現在入手している情報や状況を基礎とした判断、仮定に基づいており、将来における実際の状況と異なる可能性がございます。将来予測に関するご注意の全文およびインサイダー取引に関するご注意は、プレゼンテーション資料の2ページ目および3ページ目に掲載しておりますので、ご参照ください。

  • それでは、伊地知より、ご説明いたします。

  • 伊地知 隆彦 - 取締役・専務役員

  • 皆さん、こんにちは。伊地知でございます。2013年3月期第2四半期の決算につきまして、ご説明をいたします。なお、4月から9月までの当第2四半期累計期間につきましては、これ以降当前半期と読み替えてご説明をさせていただきます。

  • 5ページをお願いします。当前半期の連結販売台数は前年同期に比べて、149万台の増加となる451万6,000台となりました。前年同期におきまして、東日本大震災に伴う供給不足がありましたことから、当前半期、当第2四半期3カ月とともにすべての地域で大幅な増加となっております。

  • 日本につきましては、前年同期の落ち込みからの反動に加え、エコカー補助金等により、市場が活性化する中、ハイブリッド車を中心としたラインナップがお客様にご支持をいただいたことにより、大幅な台数増となりました。

  • 北米につきましても、堅調な自動車市場を背景に新型「カムリ」や「カローラ」、「RAV4」などが販売を伸ばし、前年同期の販売台数を大きく上回りました。

  • また、アジア地域での販売台数はタイやインドネシア等主要市場の伸びを確実にとらえ、6カ月累計四半期として、過去最高を記録いたしました。

  • 6ページです。当前半期の連結決算につきましては、売上高10兆9,083億円、営業利益6,937億円、税引前利益7,945億円、当期純利益5,482億円となり、前年同期に比べ、増収増益となりました。

  • 7ページです。次に、当前半期の当期純利益につきまして、増減要因をご説明いたします。当期純利益は5,482億円と前年同期に比べて、4,666億円の増益となりました。スライドの左側半分は営業利益の増減要因を記載しております。為替が円高に推移した影響がありましたものの、前年同期の落ち込みからの反動などにより、販売台数が増加したことや全社を挙げて取り組んできた収益改善活動の成果により、大幅な増益となりました。

  • 8ページです。なお、当第2四半期3カ月の連結決算につきましては、売上高5兆4,067億円、営業利益3,406億円、税引前利益3,793億円、当期純利益2,579億円となりました。

  • 9ページお願いします。また、当第2四半期3カ月の当期純利益の増減要因につきましては、ご覧のとおりとなっております。

  • 10ページです。次に、当前半期の所在地別営業利益についてご説明をいたします。日本につきましては、円高による減益の影響はありましたものの、生産販売台数の増加や原価改善の努力により、大幅な増益となっております。

  • 北米につきましては、金融事業が減益となりましたが、生産販売台数の増加により、増益となりました。

  • また、アジアでは6カ月累計として、過去最高の営業利益を計上することができました。

  • 11ページです。なお、当第2四半期3カ月の所在地別営業利益はご覧のとおりでございます。

  • 12ページです。次に、金融セグメントですが、金利スワップ取引などの評価損益の影響を除いた当前半期の営業利益は1,478億円と前年同期に比べ、155億円の減益となりました。前年同期の第1四半期において、米国の引当金の戻し入れが高水準であったことなどから、当前半期としては減益になりましたが、当第2四半期につきましては、融資残高の増加等により、増益となっております。

  • 13ページです。持分法投資損益は国内を中心として、持分法適用会社の業績が好調に推移したことなどにより、当前半期は1,238億円と前年同期に比べ、443億円の増益となりました。

  • 14ページです。当前半期の単独決算につきましては、売上高4兆8,792億円、営業利益677億円、経常利益4,055億円、当期純利益3,168億円となりました。

  • 15ページです。中間配当は1株につき30円と前期に比べて10円の増配とさせていただきます。配当は最も重要な株主還元策であり、財務体質の長期的な安定を考慮しつつも、業績や投資計画等を勘案した上で、株主の皆様のご期待にお応えできるよう実施してまいりたいと思っております。

  • 16ページ以降で通期見通しについてご説明をいたします。

  • 17ページお願いします。通期の連結販売台数につきましては、880万台としておりましたが、中国や欧州における市場環境が一段と不透明となっていることなどを踏まえて、5万台の減少となる875万台へと修正をいたします。

  • 引き続き、各国の市場環境を注視しながら新商品の投入を含めた機動的な販売施策の展開により、需要環境を図り、販売計画の達成を目指してまいりたいと思っております。

  • 18ページです。連結決算の見通しにつきましては、前提となる10月以降の計算為替レートをドル78円、ユーロ100円とし、通期での為替レートをUSドル79円、ユーロ100円とした上で、売上高21兆3,000億円、営業利益1兆500億円、税引前利益1兆1,800億円、当期純利益7,800億円にそれぞれ修正をいたします。

  • 19ページお願いします。次に、連結営業利益見通しの前回公表からの増減要因についてご説明をいたします。為替変動による減益の影響や中国における販売面の影響が依然不透明ではありますが、これまでの収益改善活動の進捗を反映し、前回公表値から500億円の増加となる1兆500億円へと上方修正いたします。

  • なお、設備投資、減価償却費、研究開発費につきましては、ご覧のとおり前回見通しを据え置きます。

  • 今後も引き続き、収益改善の取り組みを強力に推進し、環境変化に強い強固な収益基盤の実現を目指してまいります。

  • 以上で、2013年3月期第2四半期決算のご説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。