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井ノ上 博文 - コーポレート・コミュニケーション部長
本日は大変お忙しい中、当社の2007年度第3四半期決算カンファレンスコールにご参加いただき、誠にありがとうございます。私、本日の司会を務めさせていただきますコーポレート・コミュニケーション部の井ノ上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
まず本日、当社からの出席者をご紹介申し上げます。山岡事業戦略部長、北沢製品戦略部長、高原経理部長が参加しております。
それでは、まず当社より2007年度第3四半期連結業績の概要、そして開発品のアップデートについて、ご紹介させていただきます。その後に質疑応答の時間を設けております。時間をとっておりますので、どうぞご遠慮なくご質問をお聞かせいただきたいと存じます。
それでは、お手元にカンファレンスコールのプレゼンテーション資料と決算短信をご覧いただきながら、ご参加いただければと存じます。それでは、始めさせていただきます。
高原 宏 - コーポレート・オフィサー経理部長
高原でございます。ただいまより、2007年度の第3四半期業績の概要につきまして、説明させていただきます。
なお、これからご説明いたします金額は、すべて第3四半期までの累計ベースでの金額を表しておりますので、この点ご留意願います。
それでは、3ページをご覧ください。売上高は前年から722億円、7.2%の増収、営業利益は230億円、6.0%の増益、経常利益は305億円、6.4%の増益、純利益は652億円、24.5%の増益となっております。研究開発費は1,702億円で前年から308億円、22.1%の増加、1株当たりの四半期純利益、EPSは前年から84円98銭、27.9%増加の389円84銭となっております。
次のスライドをご覧ください。各々の項目のご説明に入る前に、当四半期累計の業績に影響を与えている為替の状況につきまして、最初にご説明させていただきます。
当四半期の平均為替レートはドルで117円、ユーロで163円となりまして、それぞれ前年同期から1円10銭、14円90銭の円安となりました。その結果、ご覧のとおり、売上高で131億円、営業で25億円、経常利益で41億円、純利益で20億円の円安効果が出ております。
次に売上高の増減内訳について、事業の種類別にご説明させていただきます。医療用医薬品の売上高は前年から692億円、7.8%の増収となっており、国内で92億円の増収、海外で600億円の増収となっております。特に「アクトス」の売上高が国内で57億円、海外で534億円、全世界で591億円、23.3%の大幅増収となっており、医療用医薬全体の増収額の8割以上を占めております。
そのほかに「ブロプレス」が、国内、海外合わせて159億円の増加、米国TPNA社が販売する「アミティーザ」が125億円増加し、増収に寄与しております。
ヘルスケア事業につきましては、「アリナミン錠剤」類、「ベンザ」などの増加に加え、昨年11月に新発売いたしました「アクテージSN錠」の寄与により、26億円、5.7%の増収となっております。
続きまして、国内医療用医薬品の品目別売上高につきましてご説明させていただきます。当社国内のトップ品目であります高血圧症治療剤「ブロプレス」につきましては、67億円、6.5%の増収と順調に伸長としおります。「リュープリン」は13億円、2.6%の増収でございます。「タケプロン」は(高次)医療の普及、他社に先駆けた非びらん性胃食道逆流症の効能追加、昨年8月のヘレコバクター・ピロリ2次除菌にかかる用法用量の追加承認などにより、売り上げが伸長し、50億円、10.9%の増収となっております。
糖尿病領域では、「アクトス」はプロアクティブ試験を通じて、心血管イベント抑制効果が確認された唯一の糖尿病薬で、これらのエビデンスに基づくプロモーション活動を着実に展開した結果、57億円、21.8%の増収となりましたが、「ベイスン」は後発品の影響などで26億円の減収でございます。
また、抗リウマチ剤「エンブレル」は昨年4月の市販後全例調査登録終了後、本薬剤を 処方できる医療機関が拡大していることもあり、57億円、66.5%の大幅増収となっております。
次に7ページをご覧ください。米国の販売子会社であるTPNA社の売上高につきまして、ご説明させていただきます。
主力品であるアクトスファミリーは、優れたプロファイルを生かした効率的なプロモーション活動、「アクトプラスメット」や「デュエットアクト」といった新製品の寄与に加え、昨年5月には競合品の心血管系の安全性に関する論文が発表されたという外的要因もございまして、上期は20%を超える伸長でございましたが、第3四半期も10%半ばの伸長を示し、累計で前年から3億7,100万ドル、20.7%の増収となっております。
また、一昨年4月に新発売した「アミティーザ」については、昨年3月よりTAP社とのコ・プロモーションを開始したことに加え、競合品の販売が一時中断された影響もございまして、前年から1億600万ドルの増収となっております。
「ロゼレム」につきましても、昨年2月よりTAP社とのコ・プロモーションを開始しており、前年から2,600万ドルの増収となっております。また、コ・プロモーション収益につきましては、一昨年12月末にコス社との契約が終了したこともあり、5,700万ドルの減収と、減収となっております。
以上の結果、TPNA社全体の売上高は前年から4億4,600万ドル、22.4%の増収。円ベースでは27億円の円安効果もあり、前年から544億円、23.6%の増収となっております。
続きまして、8ページをご覧ください。持分法適用会社を含む自社医療用薬品の全世界売上高につきまして、ご説明させていただきます。
自社医療用医薬品の全世界売上高は1兆185億円で、前年から609億円、6.4%の増収となっております。これを地域別に見ますと、米州はTPNA社を中心に298億円、5.8%の増収、欧州は為替のプラス影響もあり163億円、13.3%の増収となっております。また、日本は113億円、アジアは36億円の増収となっております。
次のスライドをご覧ください。自社医療用医薬品売上高の中心となる国際戦略4製品の状況について、ご説明させていただきます。
ピオグリタゾンにつきましては、米国TPNA社で大幅に増加したことに加え、欧州で73億円、43.9%の増収、アジア、日本でも20%を超える伸長を示し、全体で595億円、23.4%の増収となっております。
ランソプラゾールは日本では増収となりましたが、欧米ではPPI市場における後発品の攻勢による影響を受け、減収となりましたことにより、全体で254億円、8.3%の減収でございます。
カンデサルタンは日本、海外ともに順調に伸長し、全体で162億円、10.3%の増収となっております。
リュープロレリンにつきましては企業の縮小や競争の激化により、全体で20億円、1.4%の増収に留まっております。4品目合計では前年から523億円、6.1%の増収でございます。
次に10ページをご覧ください。営業利益の増減内訳について、ご説明させていただきます。
売上総利益率が、利益率の高い自社医療用医薬品の増収や、為替の円安に伴い、前年から1.6ポイント上昇いたしましたことにより、売上総利益は前年から737億円、9.4%の増益となっております。
研究開発費は開発費および研究費が大きく増加したことに加え、ルンドベック社からの気分障害・不安障害治療薬の導入費用の発生などもございまして、全体では308億円、22.1%増加しております。
販売管理費につきましては、TPNA社における販売停止の増加を中心に199億円、7.5%の増加となっております。以上の結果営業利益は前年から230億円、6.0%の増益となっております。
最後に純利益の増減内訳につきまして、ご説明させていただきます。持分法による投資利益は、前年から19億円減少いたしました。このうち米国TAP社の持分法投資利益は23億円の減少となっております。
一方、その他の営業外損益は米国持株会社であります武田アメリカ・ホールディングス社や、当社単体における金融収益の増加83億などにより、前年から94億円の増益でございます。以上の結果、経常利益は305億円、6.4%の増益となっております。
特別利益につきましては、関連会社株式売却益などで396億円を計上いたしましたが、前年との比較では8億円の減少でございます。
これに加えまして、前年に移転価格税制にかかる追徴税571億を計上した影響による税金の減少など356億円もございまして、純利益は652億円、24.5%の増益となっております。
なお、通期の業績予想につきましては、昨年11月に発表いたしました業績予想からの変更はございません。
以上で、2007年度の第3四半期業績の説明を終わらせていただきます。
続きまして、製品戦略部長の北澤より、パイプラインの進捗状況についてご紹介させていただきます。
北澤 清 - 常務取締役製品戦略部長
北澤でございます。私からは2007年度中間決算以降のパイプラインのアップデートをさせていただきます。
当社は本決算公表時より、原則として第1相試験以降の開発品目を開示することにいたしました。これは、開発品および臨床試験情報にかかるステークホールダーの皆様への透明性をより高めるための経営努力であることに加え、国際製薬団体連合会およびWHOからの要請、さらにFDAからがんなどの重篤な疾患における臨床試験における情報は患者へ投与する時点で公開すべき、という法改正などが出てるのに対応したものです。次のページ、お願いします。
当社では、成長の源泉である研究開発パイプラインの拡充と新製品の早期上市に向け、自社研究開発の強化、製品付加価値の最大化、導入アライアンス活動の推進を3本柱として、ご覧の4つの疾患を重点領域と位置づけ、経営資源を集中投下しております。次、お願いします。
まず、領域Ⅰの生活習慣病領域ですが、本領域は当社の現在、将来を支える最も重要な領域です。糖尿病領域では、昨年12月日本において、「AO-128」、すなわち「ベイスン」の耐糖能異常における2型糖尿病の発生--、発症抑制にかかる効能追加申請を行いました。
耐糖能異常の患者さんにおいて、食事療法や運動療法を中心とした生活習慣に関する指導は行われますが、十分な効果が得られない場合がございます。このような状況を踏まえ、当社は本効能追加申請を実施いたしました。
また、昨年末にはDPPⅣ阻害薬である「SYR-322」について、米国FDAに販売許可申請を行っております。
今回の申請資料には、全世界220カ所で実施された6本の第3相臨床試験結果が含まれております。本試験では本薬の安全性という構成が単独療法ならびにSU剤、メトフォルミン製剤、チアゾリジン系製剤、インスリン製剤との併用療法において検討され、その結果、ヘモグロビインA1cを有意に下げること、さらには忍容性が高く、体重増加をもたらさないことに加え、プラセボと比較して低血糖を増加させないという治験が得られております。次、お願いします。
領域Ⅰの他開発品では、2005年11月にノルウェーのプロノバ社から日本における独占的開発・販売権を取得した「TAK-085」について、本年1月、国内で第2相臨床試験を開始いたしました。
「TAK-085」は魚の脂から生成した高純度EPA・DHA製剤であり、米国ではすでに成人における高トリグリセリド血症の治療薬として、またイタリア、ドイツ、イギリスなど欧州の一部の国では同効能ならびに心筋梗塞再発予防の補助療法の治療薬として、それぞれ承認され発売されております。
なお、ホームページに「TAK-475」を挙げさせていただいておりますが、本剤については中間決算でご報告したとおり、米国FDAから、高用量試験の臨床試験について中断の要請がございました。本剤の開発方針について、引き続き3局の規制当局と協議を進めております。当社としての最終方針を決定次第、速やかに公表させていただく予定です。次、お願いします。
領域Ⅱのがん・泌尿器疾患の領域につきましては、領域Ⅰに続く次期中核領域としてパイプラインの拡充に向け、経営資源を強化しております。今回からの開示方針の変更により、第1相試験段階にある6(カ剤)について新たに開示いたしております。
次のページの領域Ⅲですが、中枢神経系、骨・関節疾患領域では、昨年9月にデンマーク、ルンドベック社と、米国および日本を対象とした共同事業化契約を締結した、「Lu AA21004」につきまして、昨年12月、第3相試験を開始しました。本剤は現在販売されている抗うつ剤とは異なる新規骨格および異なる作用機序を持ち、効果が強く、安全性も優れていることが期待されます。
最後は消化器疾患およびその他の病気です。昨年12月、米国において当社が創製した「TAK-390MR」について、持分法適用関連会社、TAP社が米国FDAに販売許可申請を行っております。また、日本におきましても第2相試験を開始いたしました。
「TAK-390MR」はプロトンポンプ阻害薬であり、当社独自の技術により有効血中濃度を持続、すなわちpHコントロール効果をより持続させる製剤となっております。また、すでに得られているデータから、本薬は重症例での治癒率がランソプラゾールと比較して高いのが特徴です。
今回の米国での申請効能はびらん性食道炎、非びらん性胃食道逆流症およびその維持療法で、この申請には6,000例以上の症例での臨床効果を添付しております。なお、ここには記載しておりませんが、米国TAP社で開発している高尿酸血症治療剤「TMX-68」については、追加の第3相試験が順調に進展しており、08年度のできるだけ早い時期に、追加のデータをFDAに提出する予定にしております。
最後に昨年11月、第80回米国心臓学会において発表されました高血圧症治療剤、 「カンデサルタン」の大規模臨床試験、「HIJ-CREATE試験」の概要について、ご紹介させていただきます。本試験は東京女子医科大学を中心とした14施設による研究主導の大規模臨床試験であり、2001年6月より実施されてまいりました。
本試験では、高血圧症を有する日本人の冠動脈疾患患者2,049例を対象に、ARBであるカンデサルタンを基礎治療とした薬剤群、すなわちカンデサルタン群と、ARBをしない標準治療薬剤群について、心血管系イベントの発症を主要として比較しております。
今回の試験では、主に次の3点が明らかになりました。すなわちカンデサルタン群は、標準治療群と比較して心血管系イベントの発症リスクを11%抑制したこと。次に、カンデサルタン群は標準治療群と比較して、糖尿病の新規発症を有意に抑制したこと。さらに腎機能の低下した患者において、カンデサルタン群は標準治療群と比較して心血管系イベントの発症リスクを有意に抑制したことでございます。
以上で、私からの説明を終わらせていただきます。
井ノ上 博文 - コーポレート・コミュニケーション部長
それでは、引き続きご質問をお受けしたいと思います。日本語、英語ともにお受けしたいと思っております。参加者の皆様、よろしくお願いいたします。
それではオペレーターの方、よろしくお願いいたします。
司会
はい。(司会の指示)では、質疑応答を始めます。(司会の指示)
それでは、メリルリンチ日本証券の三好様よりご質問です。会社名とお名前の後、ご質問をお願いいたします。
三好 昌政 - アナリスト
こんにちは。メリルの三好でございます。
井ノ上 博文 - コーポレート・コミュニケーション部長
よろしくお願いいたします。
三好 昌政 - アナリスト
何点か教えてください。まず決算に関連をして、売上高の件ですが、先ほど高原部長のほうから3四半期累計での前年、実額、あるいは前年対比の数字をいただいたんですけれども、この第3四半期だけを見た時の国内医療用医薬品の伸びがほとんどゼロ成長になっているんですけれども、過去恐らくもう5年近く、5年ぐらいにわたって、国内の医療用医薬品はかなり高い市場成長を、市場を上回る成長を御社は遂げてこられたと思いますが、今回その伸びがかなり急速に鈍化してきているように思いますが、この点どのように考えておられるのか、少しご意見をいただければありがたいんですが。
山岡 眞 - 専務取締役事業戦略部長
山岡です。
三好 昌政 - アナリスト
こんにちは。
山岡 眞 - 専務取締役事業戦略部長
こんにちは、どうも。確かに10月から12月までの第3四半期だけ限って言うと、少し従来とパターンが違うかなという感じが実はしてます。これは実は市場の動きとは直接関係ない話なんですけれども、一部の製品で配送方法に少し変更したことがあるというふうな影響が一時的に出てまして、累計で見ると大きな影響が出ているということには実際にはなっていませんし、実際の市場、医療機関との取引の内容を見てみますと、引き続きやはり他社よりも比較的高い伸びで伸長しているというふうに考えておりまして、かなり一時的な問題かなというふうに判断をしております。
三好 昌政 - アナリスト
わかりました。それから北澤さんにお伺いをしたいのですが、今回からPhaseⅠの品目を新たに開示をされておられますが、地域についての開示は何か控えられているような、バー、横棒が引かれてあるんですけども、別にご開示をいただきたいということではなくて、基本的に御社の場合PhaseⅠはどこで中心的にやってられるというふうにわれわれは理解しておけばいいですか。日本ですか、それともヨーロッパですか。
北澤 清 - 常務取締役製品戦略部長
北澤ですが、基本的にPhaseⅠの開始は国内と欧米とほぼ同時に実施するというパターンが多いんですが、一部の課題については欧米先行というケースもございます。それで、アメリカとヨーロッパで、じゃあどちらかということになりますと、これはアメリカとヨーロッパで、両方でやるということはありませんで、どちらかでやるわけですが、私ども過去の経験から言いますと、アメリカの先行よりもヨーロッパ先行のほうが課題としてはやや多いかなという、そういう状況です。
三好 昌政 - アナリスト
ありがとうございます。それから、今回から開示になってられる「アクトス」と「アログリプチン」の合剤がPhaseⅢというふうになっておりますが、おおよそで結構ですので、だいたいどのぐらいのタイムラインを考えればよいのか、すでに単剤が申請されておられますので、それからどの程度のビハインドなのか、アバウトで結構ですのでアドバイスいただければありがたいんですが。
北澤 清 - 常務取締役製品戦略部長
従来から製品付加価値の最大化という意味で、新規課題あるいは、既存課題のあらゆる効能追加、剤形追加に取り組んでおりまして、本剤についても「322」が申請したという状況で加速をしております。ただ、ご理解いただきたいのは、私どもまだ申請時期について公表できる段階には来ておりません。しかしながら、アバウトで言うとそう遅くない時期に申請したいというのが私どもの計画です。
三好 昌政 - アナリスト
どのぐらいの期間PhaseⅢに費やされるというふうに考えればよろしいですか。
北澤 清 - 常務取締役製品戦略部長
ご承知だと思いますが、PhaseⅢというのは新規課題のいわゆるPhaseⅢということとは趣が違うんです。通常ですと、課題によってはPhaseⅢに2年とか3年とかいう期間をかけて長期の投与であるとか、例数も1,000例規模のデータを取るとか、そういうことがございますが、この合剤の場合はそういうことは考えておりません。
BEを中心としたデータ、すでに私どもが今回の申請で併用投与で出ているデータ、いろんな形の試験成績を活用して早期に申請したいというふうに考えております。
三好 昌政 - アナリスト
ありがとうございました。以上です。
司会
ありがとうございました。それでは、シュローダー証券投資顧問の田村様より次のご質問です。会社名とお名前の後、ご質問をお願いいたします。
田村 円香 - アナリスト
シュローダー、田村です。よろしくお願いいたします。
井ノ上 博文 - コーポレート・コミュニケーション部長
よろしくお願いいたします。
田村 円香 - アナリスト
北澤さんにお願いをいたします。まず国内の耐糖能異常の適応症での申請について、お伺いをいたします。
基本的には機構があって治験相談をしながら進めていらっしゃること思いますので、この適応症については当局も賛同していると、こういうふうに解釈してよろしいでしょうか。
北澤 清 - 常務取締役製品戦略部長
ご指摘のとおり、国内でいわゆる耐糖能異常、IGTというのはこれまでいわゆるインディケーションとしては認められておりません。
私どもはその都度、PMDA当局と相談をしながら進めておりますが、単なる耐糖能異常と、それだけの効能で当局がポジティブな判断を下ろすかどうかというところ、少し縛りをつけるという可能性も依然としてあるとは思いますが、私どもは申請したという事実をもって、今後のあり方をご理解いただきたいと思いますが。
田村 円香 - アナリスト
保険の償還というかですね、については何かご感触は得ていらっしゃいますか。
北澤 清 - 常務取締役製品戦略部長
保険の償還についてはまだ感触はございません。
田村 円香 - アナリスト
わかりました。それでは次の質問。今回緑色の、新たに開示になった対象についてお伺いをしたいのですが、武田薬品様で今まで開示の対象となっていなかったまったく新しい作用のものは何がありますか。
北澤 清 - 常務取締役製品戦略部長
主としてがんの領域の薬剤については、これまであまり表に出てきておりませんので、かなりのものがあるというふうにご理解をいただきたいんですが。
田村 円香 - アナリスト
そういたしますと、生活習慣病のものについては「力こぶ戦略」の果実が上がってきたと。
北澤 清 - 常務取締役製品戦略部長
そうですね。力こぶに、いや、糖尿病領域につきましては、ご承知のように今「アクトス」を持っておりまして、さらにDPPⅣがございます。そういうところをより確実なものにしていきたいという形での重点領域と、現時点ではとらえております。
田村 円香 - アナリスト
ありがとうございます。最後にシリックス、旧シリックス社の知的財産につきまして、何か残っているとしてもこれからはTAKの冠になるのでしょうか。
北澤 清 - 常務取締役製品戦略部長
ご指摘のとおりです。私どものすべて財産ですから、今後はTAKナンバーで通してまいります。
田村 円香 - アナリスト
以上です。ありがとうございました。
司会
ありがとうございました。続きましては、ドイツ証券の舛添様よりご質問です。会社名とお名前の後、ご質問をお願いいたします。
舛添 憲司 - アナリスト
ドイツ証券、舛添です。こんばんは。
企業側発言者不明
こんばんは。
舛添 憲司 - アナリスト
何点かあるんですけども、まず1点目で、これ今回のは3クォーターの9カ月間の決算の数字を見ていると、極めて会社計画に対してインラインで動いているのかなという感じがするんですが、進捗率なんかも昨年の進捗率と比較すると、営業利益で83とか、売り上げで77とか、ほぼ昨年同様なんですけども、これは極めて御社のこの4,850億円の営業利益に対しての進捗ということで見れば、進捗というか、見ればほぼインラインという感じで見てよろしいんですか。
高原 宏 - コーポレート・オフィサー経理部長
高原でございます。ほぼ中間決算の時に公表させていただいた1兆4,000億および3,950、営業利益は4,850だったと思いますけど、これに沿って今のところ行っているというふうに考えております。為替の円高でありますとか、金利の低下の傾向出ておりますけど、これは中間の時にご説明いたしましたように、すでに公表予想の中に織り込んでおりますので、追加のインパクトにはなっておりません。以上です。
舛添 憲司 - アナリスト
そうすると、高原さんのほうでチェックされておられるかどうかわからないんですけども、例えば「四季報」見ると、営業利益5,000億とかですね。アナリストの(ヨウセイ)のコンセンサス、(アイベスト)なんか見ると5,090億とか出てるんですけども、それであと御社のほうの例えば為替の予想が、例えばドルで110円とかという状況を見ると、研究開発費のブックの計上の仕方にもよるんでしょうけども、もしこの予定どおりの2,300億円使われるとすると、ここの4,850から、今の状況から見ると大きく上というのは、大きくというのは例えば5,000億とか、5,000億を超える上というのは考えられますか。
高原 宏 - コーポレート・オフィサー経理部長
高原です。いや、今年度はそんなに大きく上ぶれする要素はないといま考えております。
舛添 憲司 - アナリスト
わかりました。それとあともう1点。ちょっと御社と直接じゃないですけども、TAPの件なんですけども、「プロトニックス」のジェネリックが12月から出てきて、最近はまたワイスのほうがオーソライズ・ジェネリック出したりとかして、よけいアメリカのPPIのマーケットが厳しくなるよ、というふうに観測されているんですが、(プライバシー導入)への影響もあるでしょうけども、御社が昨年申請しましたが、「390MR」に関しても、結構これPPIのマーケット、今後はやっぱり厳--、プライスコンペティション厳しくなっていくという感じで見たほうがよろしいですか。もし御社のほうで何か見方あれば教えてもらいたいんですけども。
高原 宏 - コーポレート・オフィサー経理部長
ご指摘のとおりPPIのマーケット、特にアメリカはジェネリックが出てまいりまして、さらにはOPC製剤がかなり伸長しております。そういうことで、今後「390」でのMRを出したからといって、「ランソプラゾール」、「プレバシッド」に匹敵するというような見方は私どもはしておりません。
舛添 憲司 - アナリスト
わかりました。どうもありがとうございます。
司会
ありがとうございました。それでは、日興シティグループ、山口様より次のご質問です。会社名とお名前の後、ご質問をお願いいたします。
山口 秀丸 - アナリスト
もしもし、日興シティグループの山口です。
企業側発言者不明
よろしくお願いいたします。
山口 秀丸 - アナリスト
最初、アメリカの「アクトス」なんですけれど、高原様がおっしゃったとおり、3クォーターでやや減速気味なんですけれど、(即応性)見てるとなかなか「アバンディア」とのシェアも動かないし、状況としては膠着している状況なんですが、フォースクォーターも含めてしばらく、要するにもう1度増収率が上がるような状況というのは現状ではちょっと想定できないというふうに考えたほうがよろしいでしょうか。
企業側発言者不明
今のご指摘は、「アクトス」と「アバンディア」の比較でおっしゃってる点が1点あるかと思うんですけれども。
山口 秀丸 - アナリスト
はい。
企業側発言者不明
ご承知のように、「アバンディア」は厳しい縛りがつけて、つけさせられて、徐々にではありますが、私どもの「アクトス」のシェアという意味では増加しております。
ただ、一方で経口糖尿病剤全般の市場の伸びというのが、当初想定していたよりは高くないというのが1点と、もう1つ、「ジャヌビア」が非常に販促攻勢をかけてるという点がございますので、この07年度の上期のような勢いで増加するとは見ておりません。
山口 秀丸 - アナリスト
わかりました。あと、先ほど国内の話も少し出てたんですけれど、その代表選手として「ブロプレス」なんですけれど、ナンバーワン製品ということもありますし、競合も厳しいっていうのはよくわかっているんですけれど、やはり徐々にスローダウンしているような印象もあるんですが、通期で最初は2桁ぎりぎり狙おうかなという話もあったようですけれど、これは通期で2桁ちょっと難しいというふうに考えてよろしいでしょうか。
山岡 眞 - 専務取締役事業戦略部長
山岡です。確かに少し従来の伸び率に比べるとスローダウンしているのかなという感じはしますけれども、ただ1桁台の後半ぐらいのものは十分確保できる体制に今あるし、なおかついろんなデータがいま出てきてます。国内での臨床試験の結果がかなりたくさん出てきてますんで、そこら辺を中心にまだまだ他社に負けるようなことがない、伸び率でも他剤の平均ぐらいのものは確保していきたいなというふうに考えてます。
山口 秀丸 - アナリスト
わかりました。ありがとうございます。最後に「085」でちょっとご説明いただいたかもしれないですけども、これ海外データ使って国内の加速開発っていうのは可能なんでしょうか。
企業側発言者不明
プロノバからの導入品のお話をされておられるんでしょうか。
山口 秀丸 - アナリスト
はい、はい、はい。
企業側発言者不明
課題は何を。
山口 秀丸 - アナリスト
海外のデータを使って、要するにブリッジングかけて早く申請できますかねっていうご質問なんです。
企業側発言者不明
どの課題についてでしょうか。
山口 秀丸 - アナリスト
今の適応症ですね、「085」何番だっけ。
企業側発言者不明
「085」についてですね。私どもも最大限海外のデータは活用する予定にしておりまして、現時点では引き続いて当局とその活用方法を協議してるという状況でして、完全にブリッジが成立するかどうかについては、まだ見通しを申し上げられる段階ではございません。ただ、海外に豊富なデータを持ってるのは事実でございますんで、それを活用したいというふうに考えております。
山口 秀丸 - アナリスト
わかりました。ありがとうございます。
司会
ありがとうございました。続きまして、クレディ・スイス証券の酒井様より、ご質問です。会社名とお名前の後、ご質問をお願いいたします。
酒井 文義 - アナリスト
クレディ・スイスの酒井です。
企業側発言者不明
よろしくお願いいたします。
酒井 文義 - アナリスト
よろしくお願いします。2つお聞きしたいんですけれども、1つは研究開発費なんですが、1,700億円ですね。第3クォーターまで消化されて、2,300億円の通期計画をお変えになってないとすれば、残り600億円ということですが、上期までにルンドベック等の導入品に対してだいたい100億使われたと。年間でこの部分が300億超あるというふうに聞いてるんですが、第3クォーターで私たちの、その何ていうんですかね、わかりやすいところというか、マイルストーンのステップアップ等で導入費っていうのはお使いになっているのかどうか。それとも300引く100ですから、200億円の導入コストがまるまるこの第4クォーターの600億円の中に残っているのか。ちょっとそれを確認したいんですけれども。
高原 宏 - コーポレート・オフィサー経理部長
高原です。
酒井 文義 - アナリスト
はい。
高原 宏 - コーポレート・オフィサー経理部長
ルンドベック社の導入品のPhaseⅢを第3クォーターで開始しております。それから、研究開発費は今期は2,300億の予想は行くと思ってます。大きく余ることはないというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
酒井 文義 - アナリスト
第3クォーター、700億強研究開発費が増えてますが、この部分にはルンドベックのPhaseⅢ入りが含まれて少し膨らんでいるという理解でいいですか。
高原 宏 - コーポレート・オフィサー経理部長
はい、結構です。
酒井 文義 - アナリスト
で、導入コストはいくらぐらい、そうすると余っているんですか。(少なくとも)第4クォーター部分でですね。
高原 宏 - コーポレート・オフィサー経理部長
いや、導入コストの予算額はちょっと外部的に公表しておりませんので、ちょっと回答はちょっと控えさせていただきます。
酒井 文義 - アナリスト
ああ、そうですか。わかりました。
高原 宏 - コーポレート・オフィサー経理部長
はい、恐縮です。
酒井 文義 - アナリスト
もう1つは、「アクトスプラスメット」XRの状況をちょっと聞きたいんですが、ワトソンのフロリダ工場がまだ止まったまんまだと思うんですけれども、これはやっぱりXRが出ることで「アクトス」本体のリプレースが加速するということでお考えじゃないかと思うんですけれども、なかなかXR出てこないと、(アルグロプティン)が出てくるまで、また(アルグロプティン)と、それから「アクトス」の合剤が出てくるまでということになると思うんですが、この辺の見通しというのはいかがでしょうか。
北澤 清 - 常務取締役製品戦略部長
北澤です。ご指摘のとおり、XR製剤について、私どもワトソンに製造委託をしておりまして、同社でのGMP上の問題でFDAのインスペクションがまだ完了してないと。それが問題なく完了し次第、そう大きく日をおかずに承認されるというふうに見ておりますし、GMPのインスペクションについても、同社からの情報によると、そう遠くない時期にインスペクションを受ける予定だというふうに聞いております。
酒井 文義 - アナリスト
ファーストクォーターを一応メドにしてるというふうなお話ですが、それは御社にもそういうふうに伝わっているんですか。ファーストクォーターというのは彼らのファーストクォーターですから、1-3月だと思いますが。
北澤 清 - 常務取締役製品戦略部長
そういう情報をお持ちであれば、それが前提でワトソンは動いているんだということだと思います。
酒井 文義 - アナリスト
これ、すみません。契約上、やはりワトソンに作らせないといけないんですね。ほかに御社がどこかに権利を移転させるということは、ちょっと今の時点では考えにくいということで。
北澤 清 - 常務取締役製品戦略部長
製造というか、このやっぱり1日1回の製剤、特殊な技術ですから、そう簡単に他社にトランスファーしてやらせるというようなものではない、というふうにご理解ください。
酒井 文義 - アナリスト
はい、ありがとうございます。
司会
ありがとうございました。それでは、みずほ証券の田中様より、次のご質問です。会社名とお名前の後、ご質問をお願いいたします。
田中 洋 - アナリスト
もしもし。
企業側発言者不明
よろしくお願いいたします。
田中 洋 - アナリスト
みずほ証券の田中です。販管費のところでお伺いしたいんですけれども、第3四半期だけの販管費、研究開発費を除く販管費が少し減っているように見えるんですけれども、50億円ぐらいだと思うんですけれども、これは何か要因はございますでしょうか。
高原 宏 - コーポレート・オフィサー経理部長
高原でございます。要因的には当社の単体で約30億程度、それからTPNA社で20億程度減少しております。内容的にはそれぐらいでご理解いただきたいと思います。
田中 洋 - アナリスト
中間決算の時に、社長様が「ロゼレム」の販売の方法をそろそろというようなコメントがあったと思うんですけれども、それは何かTPNAでそういうようなことが、変化が起こっているんでしょうか、販売について。
高原 宏 - コーポレート・オフィサー経理部長
高原でございます。「ロゼレム」について、マーケティング戦略を見直すという話は聞いております。それから、「アミティーザ」についても、かなり販売戦略を積極化するという話も聞いております。以上です。
田中 洋 - アナリスト
わかりました。ありがとうございました。
司会
ありがとうございました。続きまして、三菱UFJ証券の赤沢様より、次のご質問です。会社名とお名前の後、ご質問をお願いいたします。
中沢 安弘 - アナリスト
こんばんは。中沢です。三菱UFJ証券、中沢ですけれども。
企業側発言者不明
よろしくお願いいたします。
中沢 安弘 - アナリスト
よろしくお願いします。すいません。冒頭の三好さんの質問で、サードクォーターの国内の売りが、少し伸びが鈍化してるというところで、一部の製品の配送方法を変更されたというお話があったんですが、これは本当に一部なんでしょうか。もっと全般にその影響が出てて、そのサードクォーターの国内の売りが鈍化してるということではないんでしょうか。
それと、またこれがフォースクォーターまで引きずる内容なのかどうか、教えてください。それが1点目です。お願いします。
山岡 眞 - 専務取締役事業戦略部長
山岡です。
中沢 安弘 - アナリスト
あっ、よろしくお願いします。
山岡 眞 - 専務取締役事業戦略部長
よろしくどうぞ。先ほど申し上げましたけれども、特に第3四半期の中でも12月に少し影響が大きく出てるということでございまして、10月、11月、それほど極端な影響が出てない。それから、逆に少し今度は第4四半期のこの1月のほうに、今度は大きくプラスの影響が少し出てるというふうなことで、一部の製品のことですから、トータルで見るとそんなに大きな影響が出ていないというふうにご理解を、四半期のほうについても、後半の第4四半期についても、お考えをいただいて結構だというふうに思います。
中沢 安弘 - アナリスト
はあはあ。一部というのは、でも売り上げ金額的には大きな品目ということで(複数の発言者)。
山岡 眞 - 専務取締役事業戦略部長
そうですね。少し大きな品目も入っているということになります。はい。
中沢 安弘 - アナリスト
はい、すいません、ありがとうございます。あと、すいません。2点目が新薬開発のところで、すいません、せっかくご開示いただいたんで、PhaseⅠのところで少し、もしお差し支えなければメカニズムを教えていただきたいんですが、具体的には「TAC-379」、インスリン抵抗性改善剤と、あと「TAC-065」、神経再生促進薬、この2点についてメカニズムを教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。
企業側発言者不明
ご指摘の「TAC-379」、糖尿病の治療剤として開発を臨床開発スタートしたところで、本剤はインスリン抵抗性改善というカテゴリーの薬効で。
中沢 安弘 - アナリスト
PPARが(複数の発言者不明)。
企業側発言者不明
開発を進めております。
中沢 安弘 - アナリスト
PPARですか。
企業側発言者不明
PPARです。
中沢 安弘 - アナリスト
はい。デュアルアゴニストでやられてるんですか。
企業側発言者不明
その辺の情報については、まだ開示しておりません。
中沢 安弘 - アナリスト
はい、すいません。はい。
企業側発言者不明
それからもう1点は「TAC-065」ですが、本剤については新しい薬事作用というか、神経再生促進作用による、要するにパーキン--、アルツハイマー、パーキンソン病の進展抑制、機能回復を期待して開発を進めております。
中沢 安弘 - アナリスト
前、08いくつでガンマセクレターゼのモジュレーターのようなやつをやってたと思うんですが、それとはまた別のものでしょうか。
企業側発言者不明
別のものでございます。
中沢 安弘 - アナリスト
はい、わかりました。ありがとうございました。失礼します。
司会
中沢様、ありがとうございました。(司会の指示)
それでは、UBS証券の志村様より、次のご質問です。会社名とお名前の後、ご質問をお願いいたします。
志村 裕久 - アナリスト
どうもこんばんは。UBS証券の志村ですけども。
企業側発言者不明
よろしくお願いいたします。
志村 裕久 - アナリスト
2点ばかしちょっとお聞きしたいんですけども、まず1点が、どっちかというと多分「TAC」に絡む話だと思うんですけども、先ほど出ましたように、PPAR市場、かなり混線という中で、多分「ネキシウム」、(プライオセックから)「ネキシウム」にやったような、多分スイッチング戦略っていうのも多分1つ考えていらっしゃるのかなとは思うんですけども、この3機能あるMRのマーケティングというのは、どういうような形で考えたらよろしいんでしょうか。まず、それ1点、お願いいたします。
企業側発言者不明
マーケティングと申しますか、ご承知のとおり、「プレバシッド」の特許が2009年に米国では満了いたします。で、今ご指摘があったとおり、ジェネリック品がかなり市場で勢いを増しておりまして、私どもとしては、「プレバシッド」に置き換わる特徴づけのできる薬剤として、「TAC-390MR」を開発して申請に至ったわけでございます。先ほど申し上げたように、「プレバシッド」について特に中等症、重症の患者さんでの治癒効果が大きいという結果も得ておりますので、この辺を中心に既存品との差別化を図っていきたいと考えております。
志村 裕久 - アナリスト
わかりました。最後2点目なんですけども、「322」がこれで申請したということで、今後パブリケーションストラテジーというのが多分、もちろんADA向けても含めてなんですけども、要するにADAがある程度モメンタムを上げていかないと、仮に10月、11月にローンチした場合にはなかなかMRの啓蒙活動も厳しいかと思うんですけども、今後ここら辺のパブリケーションストラテジーはどんなふうなことを考えてていらっしゃるんでしょうか。
企業側発言者不明
1つのピークが、今おっしゃった次のADA、ここで私どもがこれまでに得てる第3相試験の成績のかなりの部分を公表いたしますし、承認発売に向けて社内のパブリケーションチームで、どういうタイミングでどういうデータを出すのが最も効果的かということを、現在鋭意検討した結果、そのプランに沿ってパブリケーションの予定を組んでおりますが、いつどのデータをという具体的な話については、申し訳ございませんが、現時点では差し障りがございます。
志村 裕久 - アナリスト
例えば、それはADA前にもあり得るという理解でよろしいんですか。
企業側発言者不明
大きなデータの公表がADA前にあるとは理解しておりません。
志村 裕久 - アナリスト
わかりました。ありがとうございました。
司会
ありがとうございました。それでは次に最後のご質問をお受けいたします。(司会の指示)
では、続きましてブラックロックの(カシマ)様より、次のご質問です。会社名とお名前の後、ご質問をお願いいたします。
カシマ - アナリスト
ブラックロック、カシマと申します。よろしくお願いします。
企業側発言者不明
よろしくお願いいたします。
カシマ - アナリスト
1点だけお願いいたします。国内の配送方法の変更がなかったとしたら、売り上げへの影響は金額でどのぐらいでしょうか。
山岡 眞 - 専務取締役事業戦略部長
山岡です。なかったとしたらというのは、なかなか難しいカウントの仕方なんですけどね。まあ、ただ。
カシマ - アナリスト
ざっくりと。
山岡 眞 - 専務取締役事業戦略部長
まあ、せいぜいあっても50億~60億程度かなというふうに、いま一応想像してるところなんですけれども、結果、これなかなか検証ができませんので、私のカンというふうなことになろうかと思いますけど。ただ、こういうふうな一時的なことがなければ、私はこの下半期も市場の伸び以上の、いま実際のユーザーへの影響、市場のその販売力のデータが出ているわけですから、あんまり心配する必要はないな、というふうに感じておりますけれども。よろしいでしょうか。
カシマ - アナリスト
はい、ありがとうございました。
司会
ありがとうございました。それでは、質疑応答を終了させていただきます。では、井ノ上様にお戻しいたします。
井ノ上 博文 - コーポレート・コミュニケーション部長
皆様、どうもありがとうございました。それでは、これにて2007年度第3四半期決算のカンファレンスコールを終了させていただきます。
本日はお忙しい中、ご参加いただきまして、誠にどうもありがとうございました。今後ともなお一層ご指導ご鞭撻を賜りますように、心よりお願い申し上げます。どうもありがとうございました。