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企業側発言者不明
それでは、2013年度業績の概要をご説明いたします。
初めに、2013年度の業績を総括いたしますと、日本、北米における四輪車、アジアにおける二輪車の販売増加、コストダウン効果、円安による為替影響などにより、営業利益は7,502億円と前年度比37.7%の増益となりました。
Hondaグループ販売台数についてですが、二輪事業では、新車投入で好調なインドやインドネシアなどで増加したことにより、1,702万1,000台と前年度に比べ9.9%の増加となりました。
四輪事業では、新車投入やフルモデルチェンジ効果により中国、日本、北米で増加したことにより、432万3,000台と7.7%の増加となりました。
汎用パワープロダクツ事業では、その他の地域やアジアで減少したことにより、603万6,000台と0.6%の減少となりました。
連結売上台数につきましては、ご覧のとおりとなります。
続きまして、損益の状況でございますが、売上高については、四輪事業や二輪事業での増加、為替換算影響などにより11兆8,424億円と前年度に比べ19.9%の増収となりました。
営業利益は、販管費、研究開発費、減価償却費の増加などはあったものの、売上変動及び構成差に伴う利益の増加やコストダウン効果、円安による為替影響などにより7,502億円と前年度に比べ37.7%の増益となりました。営業利益率は6.3%となっております。
税引前利益は7,289億円、関連会社持分利益は1,324億円、当期純利益は5,741億円となりました。
1株当たり当期純利益は、318円54銭となっております。
なお、為替レートは1米ドル100円と前年度と比較し16円の円安、1ユーロは136円と28円の円安となっております。
次に、2014年度の通期連結業績見通しについてですが、売上高は12兆7,500億円、営業利益については、全ての事業で売上台数が増加することによる増益効果、コストダウン効果などの増益要因はあるものの、新興国通貨安の影響などを反映し7,600億円、税引前利益は7,450億円、関連会社持分利益は1,550億円、当期純利益は5,950億円を目指してまいります。
1株当たり当期純利益は、330円14銭と見込んでおります。
見通しを参照するに当たっての為替レートですが、通期平均で1米ドル100円、1ユーロ135円を前提としております。
以上が通期連結業績見通しでございます。
続きまして、2013年度の単独業績概要及び2014年度の単独業績見通しですが、ご覧のとおりでございます。
2014年3月31日を基準日とした2013年度の第4四半期末配当金ですが、1月31日に公表いたしました予想から1株当たり2円増配、前年同期と比べ1株当たり3円増配の22円、年間配当金は1株当たり6円増配の82円を予定しております。
また、2014年度の年間配当金の予想につきましては、前年度に比べ1株当たり6円増配の88円としております。
続きまして、2013年度決算の詳細について、四半期を中心にご説明いたします。
まず当第4四半期を総括いたしますと、日本における四輪車、アジアにおける二輪車の販売増加、コストダウン効果、円安による為替影響などにより、営業利益は1,652億円と前年同期比21.5%の増益となりました。
Hondaグループ販売台数についてですが、二輪事業では、新車投入で好調なインドやインドネシアなどで増加したことにより、450万台と前年同期に比べ13.6%の増加となりました。
四輪事業では、寒波の影響により北米で減少したものの、新車投入やフルモデルチェンジ効果で好調な中国、日本などで増加したことにより119万5,000台と15.7%の増加となりました。
汎用パワープロダクツ事業では、欧州、アジアでの増加などにより199万台と1.4%の増加となりました。
連結売上台数につきましては、ご覧のとおりとなります。
続きまして、損益の状況でございますが、売上高については、四輪事業や二輪事業での増加、為替換算影響などにより3兆972億円と前年同期に比べ12.8%の増収となりました。
営業利益は、販管費、研究開発費、減価償却費の増加などはあったものの、売上変動及び構成差に伴う利益の増加やコストダウン効果、円安による為替影響などにより1,652億円と前年同期に比べ21.5%の増益となりました。
営業利益率は5.3%となっております。
税引前利益は1,747億円、関連会社持分利益は373億円、四半期純利益は1,705億円となりました。
1株当たり四半期純利益は、94円61銭となっております。
なお、為替レートは、1米ドル103円と前年同期と比較し10円の円安、1ユーロは141円と19円の円安となっております。
続きまして、当第4四半期の売上高についてですが、四輪事業、二輪事業での売上高の増加や為替換算による売上高の増加影響などにより、3兆972億円となりました。
なお、為替換算影響プラス2,106億円を除く事業別売上高の増減額は、ご覧のとおりでございます。
12カ月間累計の売上高は、ご覧のとおりでございます。
次に、税引前利益の増減要因について、ご説明いたします。
当第4四半期の税引前利益は1,747億円と、前年同期に比べ766億円の増益、営業利益は1,652億円と前年同期に比べ293億円の増益となっております。
その増減要因でございますが、売上変動及び構成差等については、台数変動及び構成差などにより394億円のプラスとなりました。コストダウン効果等については、減価償却費の増加などはあったものの、コストダウン効果などにより271億円のプラスとなりました。
販管費については、前年度における保険金収入の影響や品質関連費用の増加などにより398億円のマイナスとなっております。
研究開発費の増加により262億円のマイナス、営業利益段階での為替影響は289億円のプラスとなっております。
営業外収支は、デリバティブの評価に関わる損益で198億円のプラス、その他で275億円のプラスとなっております。
12カ月間累計の税引前利益でございますが、販管費や研究開発費の増加などはあったものの、売上変動及び構成差等や為替影響などにより7,289億円と、前年度に比べ2,400億円の増益となっております。
続きまして、事業別の業績をご説明いたします。
まず二輪事業でございますが、当第4四半期のHondaグループ販売台数は、インドでの新車投入やインドネシアでの増加などにより450万台と前年同期に比べ13.6%の増加となりました。
売上高は、連結売上台数の増加や為替換算による売上高の増加影響などにより4,485億円と前年同期に比べ19.5%の増収となりました。
営業利益は、販管費の増加などはあったものの、台数変動及び構成差に伴う利益の増加、コストダウン効果、為替影響などにより429億円と、前年同期に比べ70.3%の増益となりました。
営業利益率は9.6%となっております。
次に、四輪事業でございますが、当第4四半期のHondaグループ販売台数は、寒波の影響により北米での販売減少やタイにおける販売の減少はあったものの、日本、中国、インドにおける新車投入効果やフルモデルチェンジ効果などにより119万5,000台と前年同期に比べ15.7%の増加となりました。
売上高は、為替換算による売上高の増加影響などにより、2兆3,830億円と前年同期に比べ11.3%の増収となりました。
営業利益は、コストダウン効果や為替影響などはあったものの、前年度における保険金収入の影響や品質関連費用の増加による販管費の増加や研究開発費の増加などにより、729億円と前年同期に比べ5.6%の減益となりました。
営業利益率は3.1%となっております。
次に、汎用パワープロダクツ事業でございますが、当第4四半期のHondaグループ販売台数は、寒波の影響により北米で販売が減少したものの、北米での除雪機の増加や欧州やアジアでのOEMエンジンが増加したことなどにより、199万台と前年同期に比べ1.4%の増加となりました。
汎用パワープロダクツ事業及びその他の事業の売上高は、為替換算による売上高の増加影響などにより、856億円と前年同期に比べ3.1%の増収となりました。
営業利益は、汎用パワープロダクツ事業の台数変動及び構成差に伴う利益の増加などにより5億円となりました。
営業利益率は0.7%となっております。
次に、金融サービス事業でございますが、当第4四半期末の金融子会社資産の合計は、7兆9,809億円となりました。
売上高は1,904億円と、前年同期に比べ22.9%の増収となりました。
営業利益は、為替影響などにより488億円と、前年同期に比べ19.3%の増益となりました。
営業利益率は25.6%となっております。
なお、12カ月間累計の事業別のHondaグループ販売台数は、ご覧のとおりでございます。
12カ月間累計の事業別の業績は、ご覧のとおりでございます。
次に、当第4四半期の所在地別セグメントの業績について、ご説明いたします。
まず日本についてですが、コストダウン効果や売上変動及び構成差に伴う利益の増加はあったものの、研究開発費の増加などにより、営業利益は432億円と前年同期に比べ7.3%の減益となりました。
北米の営業利益は、販管費の増加などはあったものの、コストダウン効果や為替影響などにより、418億円と前年同期に比べ44.2%の増益となりました。
欧州についてですが、売上変動及び構成差に伴う利益の減少などにより、営業利益は149億円と前年同期に比べ26.8%の減益となりました。
アジアの営業利益は、販管費の増加などはあったものの、売上変動及び構成差に伴う利益の増加、コストダウン効果、為替影響などにより540億円と前年同期に比べ42.2%の増益となりました。
南米、中東、アフリカ、大洋州などのその他の地域でございますが、販管費の増加などはあったものの、売上変動及び構成差に伴う利益の増加などにより、営業利益は129億円と前年同期に比べ26.5%の増益となりました。
なお、12カ月間累計の所在地別セグメントの業績は、ご覧のとおりでございます。
次に、関連会社持分利益について、ご説明いたします。
関連会社持分利益は、アジアにおける販売台数増加や為替換算影響などにより373億円と前年同期に比べ185.8%の増益となりました。
なお、アジアにおける関連会社の持分利益は、300億円となっております。
次に、設備投資についてご説明いたします。
12カ月間累計の設備投資の実績については、四輪事業における設備投資の増加、為替換算影響などにより7,261億円と前年度に比べ1,325億円増加いたしました。
事業別の為替換算影響を除いた増減額は、ご覧のとおりでございます。
続きまして、2014年度の通期の事業別売上台数見通しについて、ご説明いたします。
Hondaグループ販売台数は、二輪事業で1,824万台、四輪事業では483万台、汎用パワープロダクツ事業では634万5,000台を見込んでおります。
連結売上台数の事業別の台数見通しは、二輪事業で1,303万台、四輪事業では387万台、汎用パワープロダクツ事業では634万5,000台を見込んでおります。
続きまして、2014年度の通期の連結業績見通しについて、ご説明いたします。
通期の連結業績見通しでございますが、営業利益は7,600億円、税引前利益は7,450億円、当期純利益は5,950億円となっております。
この連結業績見通しの2013年度実績からの増減要因でございますが、売上変動、構成差等で1,257億円のプラス、コストダウン効果等で500億円のプラス、販管費の増加により870億円のマイナス、研究開発費の増加により120億円のマイナスと、営業利益段階では、為替影響を除くと767億円の増益を見込んでおりますが、新興国通貨安の影響などを織り込み、為替影響により670億円のマイナス、営業外収支で63億円のプラスとなっております。
2014年度の設備投資・減価償却費・研究開発費の見通しですが、設備投資は6,500億円、減価償却費は4,150億円、研究開発費は6,450億円を予定しております。
説明は以上でございます。